QuickWin 実行時ライブラリーは,テキストとグラフィックスの表示を定義するためのルーチンを多数用意しています。これらのルーチンは,グラフィックス環境の特性を決定し,カーソルを制御します。
SETWINDOWCONFIG は,ウィンドウ・プロパティを構成するために使用するコマンドです。DISPLAYCURSOR を使用すると,カーソルが表示されるかどうかを制御することができます。SETWINDOWCONFIG を呼び出すと,カーソルは非表示になります。カーソルを表示するためには,DISPLAYCURSOR ($GCURSORON) を使って,カーソルの可視性を明示的にオンにしなくてはなりません。
SETGTEXTROTATION は,フォント・テキスト出力の現在の向きを設定し,GETGTEXTROTATION は,現在の設定を返します。現在の向きは OUTGTEXT への呼び出しで使用されます。