LIB のコマンド・ファイル

次の構文を使うと,コマンド・ファイルの形で LIB にコマンド行引数を渡すことができます。

LIB @commandfile

commandfile はテキスト・ファイルの名前です。アットマーク (@) とファイル名の間に空白やタブは指定できません。基本拡張子はありません。拡張子を含めて,完全なファイル名を指定する必要があります。ワイルドカードは使用できません。ファイル名には絶対パスまたは相対パスを指定することができます。

コマンド・ファイルでは,引数はコマンド行の場合と同様に空白またはタブで区切ることもできますし,改行文字で区切ることもできます。注釈をマークするにはセミコロン (;) を使用します。LIB は,セミコロンから行の終わりまでのすべてのテキストを無視します。

コマンド・ファイルではコマンド行の全体または一部を指定することができ,1 つの LIB コマンドでは複数のコマンド・ファイルを使用することもできます。LIB は,コマンド・ファイルの入力を,コマンド行上のその位置で指定されたかのように受け付けます。コマンド・ファイルを入れ子にすることはできません。LIB は,/NOLOGO オプションが使用されていない限り,コマンド・ファイルの内容をエコー表示します。