インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

par-affinity、Qpar-affinity

スレッド・アフィニティーを指定します。

構文

Linux*:

-par-affinity=[modifier,...]type[,permute][,offset]

macOS*:

なし

Windows*:

/Qpar-affinity:[modifier,...]type[,permute][,offset]

引数

modifier

次のいずれかの値を指定できます: granularity={fine|thread|core}[no]respect[no]verbose[no]warningsproclist=proc_list。デフォルトは、granularity=core、respect、および noverbose です。proclist に関する詳細は、「スレッド・アフィニティー・インターフェイス」を参照してください。

type

スレッド・アフィニティーの種類を示します。この引数は必須で、次のいずれかの値でなければなりません: compactdisabledexplicitnonescatterlogicalphysical。デフォルトは none です。logicalphysical は古いオプション (非推奨) です。compact または scatter を使用する場合は permute の値を指定しないでください。

permute

正の整数です。この引数は、typeexplicitnone、または disabled の場合には使用できません。デフォルトは 0 です。

offset

正の整数です。この引数は、typeexplicitnone、または disabled の場合には使用できません。デフォルトは 0 です。

デフォルト

オフ

スレッド・アフィニティーは、ランタイム環境によって決定されます。

説明

スレッドを物理処理ユニットにバインドするスレッド・アフィニティーを指定します。このオプションは、KMP_AFFINITY 環境変数と同じ効果があります。

このオプションと環境変数の両方が指定されている場合、このオプションが優先されます。

このオプションは、次の場合にのみ効果があります。

このオプションは、互換マイクロプロセッサーとインテル製マイクロプロセッサーでは異なる動作をする可能性があります。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし

関連情報