準備

注: macOS* は ifx コンパイラーではサポートされていません。

このツールを使用する前に、すべてのツールを一度に初期化する初期化ユーティリティーを使用して、source コマンドで環境スクリプトを実行して環境変数を設定する必要があります。

ターミナルセッションから次のコマンドを実行します。

source <install_dir>/setvars.sh

デフォルトでは、<install_dir>/opt/intel/oneapi です。

コマンドラインの使用

次の構文を使用してコンパイラーを起動します。

ifort [option] file1 [file2...] [/link link_options]

例: ifort helloworld.f90

プログラムのビルド

次のステップに従って、コンパイラーをテストし、プロジェクトをビルドします。

  1. テキストエディターを使用して、hello.f90 という名前のファイルを作成し、次の内容を保存します。
    print *, "Hello, world!" end
  2. コマンドプロンプトから、BASH シェルで次のコマンドを実行します。
    . /<install_dir>/setvars.sh

    このコマンドは、PATH にコンパイラー・ディレクトリーを追加し、LD_LIBRARY_PATH を更新して、Fortran プログラムを容易に実行できるようにします。

    セットアップ・スクリプトを呼び出すコマンドは、インテル® Fortran コンパイラーを使用するすべてのコマンドウィンドウで実行する必要があります。代わりに、.bashrc またはシェル起動ファイルにコマンドを追加することもできます。

  3. コマンドプロンプトから次のコマンドを実行します。
    ifort –o hello hello.f90
  4. hello という名前の実行ファイルが生成され、実行すると次の文字列が出力されます。
    hello

    出力

    Hello, world!

次のステップ

 

親トピック: インテル® Fortran コンパイラー・クラシックおよびインテル® Fortran コンパイラー導入ガイド

Linux* 導入ガイド