COM およびオートメーション手続:表

注意:COM 手続を使用するプログラムは USE DFCOM で適切なライブラリーを引用しなければなりません。オートメーション 手続を使用するプログラムは USE DFAUTO で適切なライブラリーを引用しなければなりません。幾つかの手続は,USE DFWINTY を必要とするものもあります。

Component Object Model (COM) 手続 (DFCOM)
名前 手続型 説明
COMAddObjectReference 関数 オブジェクトのインタフェースに引用を追加します。
COMCLSIDFromProgID サブルーチン プログラマティック識別子を渡し,対応するクラス識別子を返します。
COMCLSIDFromString サブルーチン クラス識別子文字列を渡し,対応するクラス識別子を返します。
COMCreateObjectByGUID サブルーチン クラス識別子を渡し,オブジェクトのインスタンスを作成します。オブジェクトのインタフェースへのポインタを返します。
COMCreateObjectByProgID サブルーチン プログラマティック識別子を渡し,オブジェクトのインスタンスを作成します。オブジェクトの Idispatch インタフェースへのポインタを返します。
COMGetActiveObjectByGUID サブルーチン クラス識別子を渡し,現在活動状態のオブジェクトのインタフェースへのポインタを返します。
COMGetActiveObjectByProgID サブルーチン プログラマティック識別子を渡し,現在活動状態のなオブジェクトの Idispatch インタフェースへのポインタを返します。
COMGetFileObject サブルーチン ファイル名を渡し,ファイルを操作できるオートメーション・オブジェクトの Idispatch インタフェースへのポインタを返します。
COMInitialize サブルーチン COM ライブラリーを初期化します。
COMQueryInterface サブルーチン インタフェース識別子を渡し,オブジェクトのインタフェースへのポインタを返します。
COMReleaseObject 関数 プログラムがオブジェクトのインタフェースへの引用の終了を通知します。
COMStringFromGUID 関数 GUID を渡し,印字可能な文字列が返されます。
COMUninitialize サブルーチン COM ライブラリーを非初期化します。
オートメーション・サーバー手続 (DFAUTO)
名前 手続型 説明
AUTOAddArg サブルーチン 引数名と値を渡し,引数を引数並びデータ構造に追加します。
AUTOAllocateInvokeArgs 関数 AUTOInvoke に渡すことになる引数を保持する引数並びデータ構造を割り付けます。
AUTODeallocateInvokeArgs サブルーチン 引数並びデータ構造の割り付けを解除します。
AUTOGetExceptInfo サブルーチン メソッドが例外状態を返したときに,例外情報を取得します。
AUTOGetProperty 関数 プロパティの名前または識別子を渡し,オートメーション・オブジェクトのプロパティ値を取得します。
AUTOGetPropertyByID 関数 プロパティのメンバ ID を渡し,オートメーション・オブジェクトのプロパティ値を引数並びの第 1 引数として取得します。
AUTOGetPropertyInvokeArgs 関数 引数並びデータ構造を渡し,オートメーション・オブジェクトの引数並びの第 1 引数で指定されたプロパティの値を取得します。
AUTOInvoke 関数 オブジェクトのメソッドの名前または識別子と,引数並びデータ構造を渡します。渡された引数を使ってメソッドを呼び出します。
AUTOSetProperty 関数 プロパティの名前または識別子と値を渡します。オートメーション・オブジェクトのプロパティ値を設定します。
AUTOSetPropertyByID 関数 プロパティのメンバ ID を渡し,オートメーション・オブジェクトの引数並びの第 1 引数を使ってプロパティの値を設定します。
AUTOSetPropertyInvokeArgs 関数 引数並びデータ構造を渡し,オートメーション・オブジェクトの引数並びの第 1 引数で指定されたプロパティの値を設定します。

これらの手続の使い方についての詳細は,「COM およびオートメーション・オブジェクトの使用」を参照してください。