文:プログラム単位の終わりを示します。これは以下のいずれかの形式を取ります。
形式
END [PROGRAM [program-name]]
END [FUNCTION [function-name]]
END [SUBROUTINE [subroutine-name]]
END [MODULE [module-name]]
END [BLOCK DATA [block-data-name]]
内部手続とモジュール手続では,END 文で FUNCTION および SUBROUTINE キーワードを宣言する必要があります。それ以外の場合,キーワードは省略可能です。
主プログラム,関数副プログラム,およびサブルーチン副プログラム中では,END 文は実行文であり,飛び先文になることができます。これらのプログラム単位中で制御が END 文に達すると,以下のことが起こります。
主プログラムでは,プログラムの実行が終了します。
関数またはサブルーチン副プログラムでは,暗黙のうちに RETURN 文が実行されます。
プログラム単位中では END 文の後に継続することはできません。また,プログラム単位の END 文の後にプログラム単位中の文が初期行を持つことはできません。
モジュールまたは初期値設定プログラム単位中の END 文は非実行文です。
互換性
CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB
関連情報
例
! END 文は,プログラム単位の最後の文でなければなりません。 PROGRAM MyProg WRITE (*, '("Hello, world!")') END ! ! 名前付きサブルーチンの例 ! SUBROUTINE EXT1 (X,Y,Z) Real, Dimension (100,100) :: X, Y, Z END SUBROUTINE EXT1