EXP

要素別処理組込み関数 (総称):指数値を計算します。

形式

result = EXP (x)

x
(入力) 実数型か複素数型。

結果

結果の型は x と同じです。結果の値は ex です。x が複素数型である場合,その虚部はラジアン単位の値と見なされます。

個別名 引数の型 結果の型
EXP REAL(4) REAL(4)
DEXP REAL(8) REAL(8)
QEXP 1 REAL(16) REAL(16)
CEXP 2 COMPLEX(4) COMPLEX(4)
CDEXP 3 COMPLEX(8) COMPLEX(8)
CQEXP 1 COMPLEX(16) COMPLEX(16)
1 VMS と U*X
2 実数の大きさを宣言するコンパイラ・オプション /real_size の設定は,CEXP に影響を与えることがあります。
3 この関数は ZEXP として宣言することもできます。

互換性

CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB

関連情報

LOG

EXP (2.0) の値は 7.389056 です。

EXP (1.3) の値は 3.669297 です。

以下に他の例を示します。

	!	初期サイズと成長比を与え,
	!	与えられた時刻のコロニーの大きさを計算します。
		REAL sizei, sizef, time, rate
		sizei = 10000.0
		time = 40.5
		rate = 0.0875
		sizef = sizei * EXP (rate * time)
		WRITE (*, 100) sizef
	100	FORMAT (' The final size is ', E12.6)
		END