要素別処理組込み関数 (総称):モデル数値として表現された引数の指数部を返します。
形式
result = EXPONENT (x)
x
(入力) 実数型。
結果
結果の型は基本整数型です。x がゼロでない場合,結果の値は x の指数部です。指数は基本整数型の範囲に含まれていなくてはなりません。そうでない場合,結果は不定となります。
x がゼロならば,x の指数はゼロです。実数モデルにおける指数部 (e の詳細については,「実数データのモデル」を参照してください。
互換性
CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB
関連情報
DIGITS,FRACTION,MAXEXPONENT,MINEXPONENT,RADIX,データ表現モデル
例
EXPONENT (2.0) の値は 2 です。
4.1 が REAL(4) の値である場合,EXPONENT (4.1) の値は 3 です。
以下に他の例を示します。
REAL(4) r1, r2 REAL(8) r3, r4 r1 = 1.0 r2 = 123456.7 r3 = 1.0D0 r4 = 123456789123456.7 write(*,*) EXPONENT(r1) ! 1 を表示します。 write(*,*) EXPONENT(r2) ! 17 を表示します。 write(*,*) EXPONENT(r3) ! 1 を表示します。 write(*,*) EXPONENT(r4) ! 47 を表示します。 END