可搬用関数:ID で与えられたプロセスにシグナルを送信します。
モジュール:USE DFPORT
形式
result = KILL (pid, num)
pid
(入力) INTEGER(4)。シグナルを送るプロセスの ID。
num
(入力) INTEGER(4)。シグナル値。シグナル値の定義については,SIGNAL 関数を参照してください。
結果
結果の型は INTEGER(4) です。呼び出しが成功した場合,結果は 0 です。それ以外は,結果はエラー・コードです。可能性のあるエラー・コードには以下のものがあります。
EINVAL - signum が正しいシグナル番号ではないか,PID が getpid() と同じではなく,signum が SIGKILL と等しくありません。
ESRCH - 指定した PID が見つかりません。
EPERM - 現在のプロセスが PID で与えたプロセスにシグナルを送るための特権を持っていません。
任意のシグナルを呼び出しプロセス (ここで pid = getpid( )) にのみ送ることができます。他のプロセスは,SIGKILL シグナル (signum = 9) のみを送ることができ,呼び出しプロセスが特権をもっている場合のみです。
関連情報
RAISEQQ,SIGNAL,SIGNALQQ,可搬用ライブラリー
例
USE DFPORT integer(4) id_number, sig_val, istat id_number=getpid( ) ISTAT = KILL (id_number, sig_val)