LINETOAREX

グラフィックス関数:始点配列の各 x, y 点と終点配列の各 x, y 点間で線を描画します。各線は,指定したグラフィックス色と線種で描画されます。

モジュールUSE DFLIB

形式

result = LINETOAREX (loc(fx), loc(fy), loc(tx) loc(ty), loc(C), loc(S),cnt)

fx
(入力) INTEGER(2)。 始点 x ビューポート座標配列。

fy
(入力) INTEGER(2)。 始点 y ビューポート座標配列。

tx
(入力) INTEGER(2)。 終点 x ビューポート座標配列。

ty
(入力) INTEGER(2)。 終点 y ビューポート座標配列。

C
(入力) INTEGER(4)。色配列。

S
(入力) INTEGER(4)。線種配列。

cnt
(入力) INTEGER(4)。各座標配列,色配列,線種配列の大きさ。すべて同じ大きさでなければなりません。

結果

結果の型は INTEGER(2) です。成功すれば,結果は非ゼロで,そうでなければ 0 です。

線は,指定したグラフィックス色と線種を使い,現在の書き込みモードで描画されます。現在の書き込みモードは,SETWRITEMODE で設定されます。

色が #80000000 のビット組を持つ場合,色は RGB 色です。そうでなければ,色はパレット色です。

線種は,以下のとおりです。これは wingdi.h に定義されています。

	SOLID		0
	DASH		1	/* -------  */
	DOT		2	/* .......  */
	DASHDOT		3	/* _._._._  */
	DASHDOTDOT	4	/* _.._.._  */
	NULL		5

互換性

STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS

関連情報

LINETOLINETOARLOCPOLYLINEQQ, SETWRITEMODE

	! QuickWin または Standard Graphics アプリケーションでビルドします。
	USE DFLIB
	integer(2) fx(3),fy(3),tx(3),ty(3),result
	integer(4) C(3),S(3),cnt,i,color

	color = #000000FF

	! 点をロード
	do i = 1,3
	  S(i) = 0	! すべて実線
	  C(i) = IOR(#80000000,color)
	  color = color*256	! 別の RGB 値を選択
	  if(IAND(color,#00FFFFFF).eq.0) color = #000000FF
	  ! 始点
	  fx(i) =20*i
	  fy(i) =10
	  ! 終点
	  tx(i) =20*i
	  ty(i) =60
	end do
	! すべてを一度に描画します。
	! 左上隅に 3 つの垂線を描画します。
	result = LINETOAREX(loc(fx),loc(fy),loc(tx),loc(ty),loc(C),loc(S),3)
	end