MOD

要素別処理組込み関数 (総称):第 1 引数を第 2 引数で割ったときの余りを返します。

形式

result = MOD (a, p)

a
(入力) 整数型または実数型。

p
(入力) a と同じ型および種別パラメタ。

結果

結果の型は a と同じです。p がゼロでない場合,結果の値は a - INT(a / p) * p です。p がゼロである場合の結果は不定です。

個別名 引数の型 結果の型
  INTEGER(1) INTEGER(1)
IMOD INTEGER(2) INTEGER(2)
MOD 1 INTEGER(4) INTEGER(4)
KMOD INTEGER(8) INTEGER(8)
AMOD 2 REAL(4) REAL(4)
QMOD 3 REAL(16) REAL(16)
1 または JMOD
2 実数の大きさを指定するコンパイラ・オプション /real_size の設定は,AMOD に影響を与えることがあります。
3 VMS と U*X

互換性

CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB

関連情報

MODULO

MOD (7, 3) の値は 1 です。

MOD (9, -6) の値は 3 です。

MOD (-9, 6) の値は -3 です。

以下に他の例を示します。

	INTEGER I
	REAL R
	R = MOD(9.0, 2.0)	! 1.0 を返します。
	I = MOD(18, 5)		! 3 を返します。
	I = MOD(-18, 5)		! -3 を返します。