実行時サブルーチン:一様分布から 0 以上 1 より小さい擬似乱数を返します。
モジュール:USE DFLIB
形式
CALL RANDOM (ranval)
ranval
(出力) REAL(4)。一様分布からの 0 <= ranval < 1 の擬似乱数。
与えられた種子は,常に RANDOM から値の同じ列を生成します。
最初の RANDOM の呼び出しの前に SEED が呼び出されない場合,RANDOM は 1 の種子値で開始します。プログラムが各実行時に異なった擬似乱数列を持たなければならない場合,最初の RANDOM の呼び出しの前に,定数 RND$TIMESEED (\DF98\INCLUDE サブディレクトリの DFLIB.F90 に定義されています) を SEED に渡します。
すべての乱数手続 (RANDOM,RAN,および RANDOM_NUMBER,と可搬用関数 DRAND,DRANDM,RAND,IRANDM,RAND,および RANDOM) は同じアルゴリズムを使い,同じ結果を返します。これらは,すべて互換性があり,交換可能です。(使用するアルゴリズムは,『Random Number Generators: Good Ones Are Hard to Find』(CACM, October 1988, Vol. 31, No. 10.) に掲載されている Park と Miller の書いた『Prime Modulus M Multiplicative Linear Congruential Generator』の乱数生成器の修正バージョンです。)
互換性
CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB
関連情報
DRAND, DRANDM,IRAND, IRANDM,RAN,RAND,RANDOM_NUMBER,SEED
例
USE DFLIB REAL(4) ran CALL SEED(1995) CALL RANDOM(ran)