SCROLLTEXTWINDOW

グラフィックス・サブルーチン:テキスト・ウィンドウの内容をスクロールします。

モジュールUSE DFLIB

形式

CALL SCROLLTEXTWINDOW (rows)

rows
(入力) INTEGER(2)。スクロールする行数。

SCROLLTEXTWINDOW サブルーチンは,テキスト・ウィンドウ (SETTEXTWINDOW で以前に定義された) のテキストをスクロールします。基本テキスト・ウィンドウは,全画面です。

rows 引数は,スクロールする行数を指定します。rows の正の値は,ウィンドウを上 (通常の方向) にスクロールします。負の値は,ウィンドウを下にスクロールします。現在のテキスト・ウィンドウの高さよりも大きい数を指定すると,CLEARSCREEN ($GWINDOW) を呼び出したことと等価になります。rows0 を指定しても何の効果もありません。

互換性

STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS LIB

関連情報

CLEARSCREENGETTEXTPOSITIONGETTEXTWINDOWGRSTATUSOUTTEXTSETTEXTPOSITIONSETTEXTWINDOWWRAPON

	! QuickWin または Standard Graphics アプリケーションでビルドします。
	USE DFLIB
	INTEGER(2) row
	CHARACTER(18) string
	TYPE (rccoord) oldpos

	CALL SETTEXTWINDOW (INT2(1), INT2(0), INT2(25), INT2(80))
	CALL CLEARSCREEN ( $GCLEARSCREEN )

	DO row = 1, 6
	  string = 'Hello, World # '
	  CALL SETTEXTPOSITION( row, INT2(1), oldpos )
	  WRITE(string(15:16), '(I2)') row
	  CALL OUTTEXT( string )
	END DO
	WRITE(*,*) "Hit ENTER"
	READ (*,*)	! ENTER を待ちます。
	! 4 行下にウィンドウをスクロールします。
	CALL SCROLLTEXTWINDOW(INT2( -4) )
	WRITE(*,*) "Hit ENTER"
	READ( *,* )	! ENTER を待ちます。
	! 5 行上にウィンドウをスクロールします。
	CALL SCROLLTEXTWINDOW( INT2(5 ))
	END