SUBTITLE

一般コンパイラ指示文:リスト・ヘッダのサブタイトル欄の文字列を指定します。

形式

cDEC$ SUBTITLE string

c
次のいずれか:C (または c),!* (「一般コンパイラ指示文の構文規則」を参照)

string
31 文字までの印字可能な文字を含んでいる文字定数。

規則と振る舞い

SUBTITLE 指示文を有効にするためには,ソース・リスト・ファイルを生成するコンパイラ・オプションを指定しなくてはなりません。

リスト・ファイルのページに SUBTITLE が現れると,その次のページのリスト・ヘッダに指定された文字列が出力されます。

1 つのページにどちらかの指示文が複数存在する場合,次のページでは最後に現れた指示文が有効となります。

どちらの指示文も文字列を指定していなければ,リスト・ファイル・ヘッダに変更はありません。

次の形式も使用できます:!MS$SUBTITLE:string

互換性

CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB

関連情報

MESSAGETITLE一般コンパイラ指示文

	!DEC$ TITLE:'Program MATHSTAT'
	REAL epsilon, delta
	INTEGER i1, i2, i3
	CALL STAT(epsilon, delta)
	CALL MATH (i1, i2, i3)
	END
	SUBROUTINE STAT(a, b)
	  !DEC$ SUBTITLE:'Subroutine STAT'
	  REAL a, b
	  CALL statpack(a, b)
	  !DEC$ SUBTITLE:''
	END SUBROUTINE STAT

	SUBROUTINE MATH(a, b, c)
	  !DEC$ SUBTITLE:'Subroutine MATH'
	  INTEGER a, b, c
	  a = b * c
	  !DEC$ SUBTITLE:''
	END SUBROUTINE MATH