Compaq Fortran は,コンパイル時に作業を実行するための汎用コンパイラ指示文をいくつか用意しています。一般コンパイラ指示文はコンパイラ・オプションを指定しなくても使用することができます。
本節では構文規則と以下の指示文について説明します。
外部副プログラムを引用するときに使用する代替外部名を指定します。
データ・オブジェクトと手続のプロパティを指定します。
使用されているが宣言されていない変数に関する警告を生成または無効にします。
条件付きコンパイルの際にその存在 (または値) を検証できるシンボル変数を指定します。
固定形式ソース・コードの欄幅を設定します。
自由形式または固定形式のソース・コードを指定します。
オブジェクト・モジュールの識別子を指定します。
条件付きコンパイル構文を指定します。
基本整数型種別を指定します。
コンパイラの依存関係分析を支援します。
最初のコンパイラ・パスで標準出力装置に送信される文字列を指定します。
オブジェクト・ファイルの中のライブラリー検索パスを指定します。
データの位置合わせと,データの位置合わせに関する警告に影響を与えます。
構造型項目のメモリー開始アドレスを指定します。
共通ブロックの一部の特性を変更します。
基本実数型種別を指定します。
コマンド行で指定された言語標準 (Fortran 95 または Fortran 90) に含まれていない言語機能を無効または有効にします。
リスト・ヘッダのタイトルまたはサブタイトルを指定します。
コンパイラのオプティマイザに対して,DO ループを何回展開するかを指示します。
本節では,以下について説明しています。