用語集 た

大域言語要素 (global entity)

実行形式プログラム全体の中で,同じ意味で使用できる言語要素 (プログラム単位,共通ブロック,または外部手続)。大域言語要素は大域有効範囲を持ち,実行形式プログラム全体から参照することができます。局所言語要素も参照。

大域シンボル (global symbol)

OpenVMS システムで,ソース・ファイル,オブジェクト・ファイル,または実行形式ファイル中で定義されている,他のソース・ファイルからの引用が可能な名前のこと。

大域セクション (global section)

潜在的にはシステム内のすべてのプロセッサーから利用可能なデータ構造 (たとえば大域共通ブロック) または共有可能なイメージ・セクション。

代替キー (alternate key)

OpenVMS システムで,索引編成ファイル中のデータ記録に含まれる省略可能なキーで,代替索引の構築に使用することができます。

ダイナミック・リンク・ライブラリー (DLL) (dynamic link library(DLL))

これを使用するアプリケーションとは独立してコンパイル,リンクされる別のソース・モジュール。アプリケーションは,手続呼び出しを通して DLLを参照します。DLL のコードは,ユーザーの実行形式ファイルには含まれませんが,コンパイラは,実行時に DLL 手続を指すように実行形式ファイルを自動的に修正します。

代入 (assignment)

「変数 = 式」形式の文。文は,等号の右辺にある式の値を,等号の左辺の変数の記憶位置に代入 (格納) します。Fortran 95/90 ポインタの場合,ポインタそのものではなく記憶位置が代入されます。

対話型プロセス (interactive process)

作業を行うために,ユーザー入力を定期的に取得しなくてはならないプロセス。バックグラウンド・プロセスまたはバッチ・プロセス比較してください。

単項演算子 (unary operator)

1 つの演算対象に作用する演算子。たとえば,-A の負符号や,.NOT. (J .GT. K).NOT. 演算子は単項演算子です。

単精度定数 (single-precision constant)

4 バイトのメモリーを占有する実数値のプロセッサー近似値で,正,負,またはゼロの値を持つことができます。倍精度型の定数よりも低い精度を持ちます。単精度定数の正確な範囲については,ユーザー・マニュアルまたはプログラマーズ・ガイドを参照してください。規格化されていない数字も参照。