用語集 は
廃止予定事項 (obsolescent feature)
Fortran 95では冗長になっているとみなされる機能。これらの機能は,まだ頻繁に使われています。
倍精度定数 (double-precision constant)
8 バイトのメモリーを占有する実数値のプロセッサー近似値で,正,負,またはゼロの値を持つことができます。実数 (単精度) 型の定数よりも高い精度を持ちます。倍精度定数の具体的な範囲については,ユーザー・マニュアルまたはプログラマーズ・ガイドを参照してください。
規格化されていない数字
も参照。
パイプ (pipe)
Tru64 UNIX,Linux,および Windows システムで,1 つのプログラムが他のプログラムの出力から直接に入力を受け取れるようにする接続のこと。
配列 (array)
すべて同じ型と種別パラメタを持つスカラ・データの組。配列は,要素ごと (添字を使用),部分ごと (部分配列添字並びを使用),または全体として引用することができます。配列は (7 までの) 次元数,境界,大きさ,および形状を持ちます。
スカラ
と
比較
してください。また,
境界
,
形状適合
,
形状
,および
大きさ
も参照。
配列構成子 (array constructor)
次元数 1 の配列を生成するスカラ値の列を指定するために使われる機構。
1 よりも大きい次元数の配列を作成するためには,配列構成子に対して
RESHAPE
組込み関数を適用する必要があります。
配列宣言 (array specification)
配列名と配列が含んでいる次元の数 (次元数) を宣言するプログラム文。配列宣言は,
DIMENSION
または
COMMON
文か,型宣言文の中に置くことができます。
配列ポインタ (array pointer)
配列へのポインタ。
配列
と
ポインタ
も参照。
配列要素 (array element)
配列中のスカラ項目。配列要素は,配列名の後に,配列中の要素の位置を示す 1 つまたは複数の添字を括弧で囲んで指定することによって識別されます。例としては,
B(3)
や
A(2,5)
などが考えられます。
パス名 (pathname)
Tru64 UNIX,Linux,および Windows システムで,ルート・ディレクトリからサブディレクトリまたはファイルまでのパスのこと。
ルート
も参照。
バックグラウンド・ウィンドウ (backgroudn window)
フォアグラウンド・スレッド以外のスレッドが作成したウィンドウ。
バックグラウンド・プロセス (background process)
Tru64 UNIX および Linux システムで,コマンド・インタプリタが待機を行わないプロセスのこと。そのプロセス・グループは制御側ターミナルのプロセス・グループとは異なるので,大部分のターミナル参照は行えません。
フォアグラウンド・プロセス
と
比較
してください。
8 進定数 (octal constant)
8 進数 (0 ~ 7 の範囲) の文字列を,アポストロフィまたは引用符で囲み,その前に文字
O
を付けた定数。
バッチ・プロセス (batch process)
OpenVMS システムで,ユーザーとの対話なしに実行されるプロセスのこと。
対話型プロセス
と
比較
してください。
パラメタ (parameter)
以下のいずれか。
一般に,特定の状況で意味を持つ任意の数量のこと。「引数」という用語の代わりとして使われることがよくあります。
Fortran 95/90 の名前付き定数。
ハンドル (handle)
プロセス特有のテーブルへの指標を表わす 32 ビット量。ハンドルは,オペレーティング・システムがプロセスのセキュリティ証明を検証するために使用するアクセス・コントロール・リストに代入されます。