タブ形式行

タブ形式では,文番号欄,継続標識欄,および文欄を宣言することができますが,列番号欄は宣言できません。

次図は,タブ形式および固定形式での等価なプログラム行を示しています。

行書式の例

文番号欄は最初のタブ文字の前に置かれます。継続標識欄と文欄は最初のタブ文字の後に置かれます。

継続標識は,任意のゼロ以外の数字です。文欄は任意の Fortran 文を含むことができます。Fortran 文は数字で始めることはできません。

文を継続する場合,継続標識が継続行の (最初のタブの後の) 最初の文字となっていなくてはなりません。

多くのテキスト・エディタとターミナルは,<Tab> キーを押すと,ターミナル・プリント・キャリッジを定義済みの印字位置に前進させます。しかし,Compaq Fortran コンパイラはタブ文字をこのようには解釈しません。Compaq Fortran コンパイラは文欄中のタブ文字を,空白文字と同じように扱います。コンパイラが生成するプログラム・リストでは,タブが含まれていると,その後の文字は次のタブ位置 (通常は列 9,17,25,33 などの位置に設定されています) に印字されます。


注意列番号欄を使用する場合,ソース行中のいかなる場所でもタブを使用することはできません。コンパイラは,プログラムの文欄の一部として列番号を解釈します。

すべてのソース形式の一般的な規則の詳細については,「ソース形式」を参照してください。

固定形式とタブ形式の一般的な規則の詳細については,「固定形式およびタブ形式」を参照してください。