Fortran 90 は FORTRAN 77 の機能は削除しませんでしたが,いくつかの FORTRAN 77 機能が廃止予定事項として識別されました。
コンパイラ・オプション /stand を指定して,これらの機能にフラグを立てることができます。
以下に示す廃止予定事項については,同じ機能を実現する他の方式が推奨されています。
この機能の置き換えとしては,整数変数を使って呼び出し側プログラムに値を返し,呼び出し側プログラムで計算形 GO TO 文または CASE 構文を使って値を検証し,演算を実行することをお勧めします。
この機能の置き換えとしては,IF 構文または文を使用することをお勧めします。
これらの文は,通常は内部手続をシミュレートするために使用されますが,現在では内部手続は直接にコーディングすることができます。
この機能の置き換えとしては,文字式を使って書式仕様を定義することをお勧めします。
この機能の置き換えとしては,END IF 文の次の文に飛越しすることをお勧めします (「IF 構文」を参照)。
この機能の置き換えとしては,文字定数編集記述子を使用することをお勧めします (「文字定数編集」を参照)。
この機能の置き換えとしては,入力データを待つ READ 文を使用することをお勧めします。
この機能の置き換えとしては,整数型 DO 変数と式を使用することをお勧めします (「DO 構文」を参照)。
この機能の置き換えとしては,END DO 文 (「DO 構文の形式」を参照) または CONTINUE 文を使用することをお勧めします。