次のコマンド行は,DF 環境変数の使い方を示しています。最初のコマンド行では,SET コマンドが DF 環境変数を設定しています。呼び出された DF コマンドは,DF 環境変数によって指定されたオプション (次の例では /debug:minimal と /list) を使用します。
set DF=/debug:minimal /list DF myprog.for
DF コマンド行では,追加オプションを指定することもできます。次のコマンド列では,SET コマンドが DF 環境変数を設定しています。指定される DF オプションは /debug:minimal と /list です。
set DF=/debug:minimal /list DF myprog.for /show:map
コマンド行で指定されたオプションが,DF 環境変数で指定されたオプションと異なる場合,コマンド行で指定されたオプションの方が優先されます。次のコマンド列では,DF 環境変数で指定された /debug:minimal オプションが,コマンド行で指定された /debug:none オプションによって上書きされます。
set DF=/debug:minimal /list DF myprog.for /debug:none