構文:
/list[:file],/nolist,または /Fsfile
/list または /Fs オプションは,コンパイル情報が挿入されたソース・ファイルのリストを作成します。ソース・リスト・ファイルの名前を指定するには file を指定します。/list または /Fs オプションを省略すると (または /nolist を指定すると),リスト・ファイルは作成されません。
ビジュアル開発環境では,「Fortran」タブの「Listing Files」カテゴリの「Source Listing」を指定します。
診断メッセージが表示された場合,リスト・ファイルには,エラーを引き起こしたソース行の特定の部分を指すポインタ (.....1 など) が含まれています。
リスト・ファイルの内容を指定する方法については,「/[no]show」を参照してください。
機械語命令を含んだリストを要求する方法については,「/[no]asmfile」を参照してください。
最適化情報を含んだリストを要求する方法については,「/[no]annotations」を参照してください。
リスト・ファイル名は,(file で指定されていなければ) ソース・ファイルに,.LST という拡張子を付けたものです (file で拡張子が指定されていた場合を除く)。
複数のオブジェクト・ファイルが作成される場合,通常は複数のリスト・ファイルが作成されます。たとえば,/compile_only と /list オプションで,オブジェクト・ファイル名 (/object:file) を指定せずに複数のソース・ファイルを指定すると,複数のリスト・ファイルが作成されます。/list,/compile_only,および /object:file で複数のソース・ファイルを指定すると,1 つのリスト・ファイルが作成されます。コマンド行の例については,「リスト・ファイルの生成」を参照してください。