/[no]annotations

構文:

/annotations:keyword または /noannotations

/annotations オプションは,ソース・リスト・ファイルに追加する付加情報を指定します。この情報は,ソース・ファイルの特定の部分にコンパイラが提供した最適化の組がどのようなものであったかを示します。keyword の値の幾つかは,プラットフォームでサポートされていない最適化のために存在していることに注意してください。そのような場合,ソース・リスト・ファイルには対応する注釈 (フィードバックのような) が含まれません。ビジュアル開発環境では,「Fortran」タブの「Listing Files」カテゴリの「Annotation」リストボックス中の様々な注釈キーワードを指定します。

コンパイラが実行した最適化にどのようなものがあるのか,または,コンパイラがなぜ特定のコード列に対して最適化を行えなかったのかを検証するためにソース・リスト・ファイルの注釈を表示することができます。基本設定は,/noannotations でソース・リスト・ファイルに注釈を書き込みません。

/annotations オプションの keywords には,以下のものがあります。

/annotations オプションは,/list[:file] オプションが指定されていない限り無視されます。ビジュアル開発環境では,「Fortran」タブの「Listing Files」カテゴリの「Source Listing」チェックボックスをチェックしない限り,「Annotations」キーワードの選択はできません。