リスト・ファイルの生成

リスト・ファイルを要求するには,DF コマンドで /list オプションを指定します。リスト・ファイルを要求すると,作成される個々のオブジェクト・ファイルについて別々のリスト・ファイルが生成されます。

リスト・ファイルの内容は /show オプションの影響を受けます。このオプションについての詳細は,「コンパイラとリンカーのオプション」を参照してください。

次のコマンドは,a.forb.for,および c.for をコンパイルしてリンクします。3 つのソース・ファイルに対して 1 つのリスト・ファイルが生成されます。

	DF a.for b.for c.for /list

次のコマンドは,a.forb.for,および c.for をコンパイルします。3 つのソース・ファイルに対して,3 つのリスト・ファイル (および 3 つのオブジェクト・ファイル) が生成されます。

	DF a.for b.for c.for /list /compile_only

次のコマンド行は,a.forb.for,および c.for をコンパイルしてリンクします。1 つの名前付きオブジェクト・ファイル (a.obj) と 1 つのリスト・ファイル (a.lst) が生成されます。第 2 コマンドはオブジェクト・ファイルを実行形式ファイル (a.exe) にリンクします。

	DF a.for b.for c.for /list /compile_only /object:a.obj
	DF a.obj

次のコマンド行は,a.forb.for,および c.for をコンパイルしてリンクします。3 つのオブジェクト・ファイル (a.objb.obj および c.obj) と 3 つのリスト・ファイル (a.lstb.lst および c.lst) が生成されます。第 2 コマンドはオブジェクト・ファイルを実行形式ファイル (a.exe) にリンクします。

	DF a.for b.for c.for /list /compile_only
	DF a.obj b.obj c.obj