コンパイラとリンカーのほとんどのオプションは,Microsoft ビジュアル開発環境とコマンド行のどちらでも指定することができます。この章では,プログラムをビルドする際に利用できるオプションについて説明します。
コンパイラ・オプションは次の方法で設定できます。
ビジュアル開発環境から「Project」メニューの「Settings」を選択し,「Project Settings」ダイアログボックスの「Fortran」タブを使用します。
DF コマンド行では,コンパイラ・オプションは /LINK オプションの前に指定しなければなりません。
特にオプションを指定しなければ,DF コマンド行は指定されたファイルのコンパイルとリンクの両方を行います。リンクなしでコンパイルを行うには,/compile_only (またはそれと等価な) オプションを指定します。
DF コマンド行の /LINK オプションの後に,リンカー・オプションを指定することができます。/NODEFAULTLIB のようなリンカー・オプションと指定したライブラリーは,リンカーに直接渡されます。コンパイル・コマンドとリンク・コマンドを別々に指定したい場合,リンカー・オプションを別途 LINK コマンドで指定することも可能です。
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