EOF

問合せ組込み関数 (個別):ファイルがファイル終了記録に,またはそれよりも後の位置にあるかどうかを検証します。これは総称関数が結合されていない個別関数です。この関数を実引数として渡すことはできません。

形式

result = EOF (a)

a
(入力) 整数型。これは開かれているファイルに対応する装置指定子を表しています。装置ゼロを画面またはキーボード以外の装置に再接続していない限り,値ゼロを指定することはできません。

結果

結果の型は論理型です。結果の値は,a に接続されているファイルがファイル終了記録に,またはそれよりも後の位置にある場合には .TRUE. で,そうでない場合には .FALSE. です。

互換性

CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB

関連情報

BACKSPACEENDFILEREWIND

次に例を示します。

	!	乱数のファイルを作成し,乱数を読み戻します
		REAL x, total
		INTEGER count
		OPEN (1, FILE = 'TEST.DAT')
		DO I = 1, 20
		  CALL RANDOM_NUMBER(x)
		  WRITE (1, '(F6.3)') x * 100.0
		END DO 
		CLOSE(1)
		OPEN (1, FILE = 'TEST.DAT')
		DO WHILE (.NOT. EOF(1))
		  count = count + 1
		  READ (1, *) value
		  total = total + value
		END DO
	100	IF ( count .GT. 0) THEN
		  WRITE (*,*) 'Average is: ', total / count
		ELSE
		  WRITE (*,*) 'Input file is empty '
		END IF
		STOP
		END