SETPIXEL, SETPIXEL_W

グラフィックス関数：指定した位置のピクセルに現在のグラフィックス色指標を設定します。

モジュール：USE DFLIB

形式

result = SETPIXEL (x, y)
result = SETPIXEL_W (wx, wy)

x, y
(入力) INTEGER(2)。目的のピクセルのビューポート座標。

wx, wy
(入力) REAL(8)。目的のピクセルのウィンドウ座標。

結果

結果の型は INTEGER(2) です。成功すれば，結果は目的のピクセルの以前の色指標で，そうでなければ -1 (たとえば，ピクセルがクリッピング領域外にある) です。

SETPIXEL は，指定したピクセルに現在のグラフィックス色指標を設定します。現在のグラフィックス色指標は，SETCOLOR で設定され，GETCOLOR で取り出されます。非 RGB 色関数 (SETCOLOR および SETPIXELS のような) は，True Color 値よりも色指標を使います。

色指標を使う場合，パレットで利用可能な色に制限されます。最大で 256 色です。幾つかのディスプレイ・アダプタ (SVGA または True Color) は 262,144 (256K) 色以上を作成する機能を持っています。すべての利用可能な色を参照するには，非 RGB 色関数でパレット指標を指定するのではなく，RGB 色関数で明示的に RGB 色値を指定する必要があります。SETPIXELRGB および SETPIXELRGB_W は，パレットに対する指標ではなく RGB 色値を使ってシステムの全色を参照します。

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注意：ここで説明している SETPIXEL ルーチンは，QuickWin ルーチンです。DFWIN モジュールをインクルードして Win32 SDK バージョンの SetPixel ルーチンを使用する場合，MSFWIN$SetPixel という名前でルーチンを指定する必要があります。詳細は，「特定の QuickWin と Win32 グラフィックス・ルーチンの特別な名付け規約」を参照してください。

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互換性

STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS LIB

関連情報

GETCOLOR，GETPIXEL，GETPIXELS，SETCOLOR，SETPIXELRGB，SETPIXELS

例

	! QuickWin または Standard Graphics アプリケーションでビルドします。
	USE DFLIB
	INTEGER(2) status, x, y
	status = SETCOLOR(INT2(2))
	x = 10
	! ピクセルを描画します。
	DO y = 50, 389, 3
	  status = SETPIXEL( x, y )
	  x = x + 2
	END DO
	READ (*,*)	! ENTER が押されるまで待ちます。
	END