この節には以下のものが含まれています。
この節は,Visual Fortran で利用可能な関数,サブルーチン,文をそれらが実行する操作内容で組織化しています。特定の作業のための特定のルーチンを見つけるためにこれらの表を利用することができます。
ルーチンの説明では,ポインタおよびハンドルは ia32 プロセッサーに対して INTEGER(4),ia64 プロセッサーに対して INTEGER(8) が使われます。
REAL(16) と COMPLEX(16) は OpenVMS,Tru64 UNIX および Linux システムのみで利用可能であることに注意してください。
モジュールに提供するような付加的な情報がなくても,Fortran コンパイラは文と組込み関数を認識します。
しかしながら,プログラムの以下の形式ではモジュールを含まなければなりません。
実行時またはグラフィックス関数とサブルーチンを含むプログラムは,USE DFLIB 文で Visual Fortran ライブラリーとグラフィックス・モジュールを明示的にインクルードしなければなりません。
可搬用手続を含むプログラムは,USE DFPORT 文で可搬用ライブラリーを参照しなければなりません。
NLS 手続を使うプログラムは,USE DFNLS 文で NLS ライブラリーを参照しなければなりません。
ダイアログ手続を使うプログラムは,USE DFLOGM 文でダイアログ・ライブラリーを参照しなければなりません。
Component Object Module (COM) とオートメーション・サーバーを使うプログラムは,USE DFCOM または USE DFAUTO 文のどちらか適切な方で適切なライブラリーを参照しなければなりません。
「A-Z 索引」では,これらの USE 文が必要な場合では,必要な USE 文が明記されています。
適切な USE 文に加えて,リンク時に使用するライブラリーの形を指定しなければなりません。
ビジュアル開発環境を使う場合,選択したプロジェクト・タイプとプロジェクト設定の「Libraries」カテゴリ (「コンパイラ・オプションのカテゴリ」を参照) がリンクに必要なライブラリーを決定します。「ビルド中のエラー」も参照してください。
コマンド行 (DF コマンド) を使う場合,「コマンド行からのコンパイラとリンカーの使用」と「コンパイラ・オプションのカテゴリ」(特に「Libraries」カテゴリの下のオプション) を参照してください。