要素別処理組込み関数 (総称):ビット列 (ビット・フィールド) を抽出します。
形式
result = IBITS (i, pos, len)
i
(入力) 整数型。
pos
(入力) 整数型。これは負の値であってはならず,pos + len は BIT_SIZE(i) 以下でなくてはなりません。i の一番右 (最下位) のビットは位置 0 にあります。
len
(入力) 整数型。これは負の値であってはなりません。
結果
結果の型は i と同じです。結果の値は,i の第 pos ビットから始まる len 個のビットを右詰めし,残りのビットをゼロにした値になっています。
ビット関数の詳細については,「ビット関数」を参照してください。
整数値をビット列として解釈するモデルについては,「ビット・データのモデル」を参照してください。
個別名 | 引数の型 | 結果の型 |
---|---|---|
INTEGER(1) | INTEGER(1) | |
IIBITS | INTEGER(2) | INTEGER(2) |
JIBITS | INTEGER(4) | INTEGER(4) |
KIBITS | INTEGER(8) | INTEGER(8) |
互換性
CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB
関連情報
BIT_SIZE,BTEST,IBCLR,IBSET,ISHFT,ISHFTC,MVBITS
例
IBITS (12, 1, 4) の値は 6 です。
IBITS (10, 1, 7) の値は 5 です。