要素別処理組込み関数 (総称):1 つのビットをゼロに設定します。
形式
result = IBCLR (i, pos)
i
(入力) 整数型。
pos
(入力) 整数型。これは負の値であってはならず,BIT_SIZE(i) よりも小さくなくてはなりません。i の一番右 (最下位) のビットは位置 0 にあります。
結果
結果の型は i と同じです。結果は,i のビット pos がゼロに設定されていることを除けば,i のビット列と同じ値を持っています。
ビット関数の詳細については,「ビット関数」を参照してください。
整数値をビット列として解釈するモデルについては,「ビット・データのモデル」を参照してください。
個別名 | 引数の型 | 結果の型 |
---|---|---|
INTEGER(1) | INTEGER(1) | |
IIBCLR | INTEGER(2) | INTEGER(2) |
JIBCLR | INTEGER(4) | INTEGER(4) |
KIBCLR | INTEGER(8) | INTEGER(8) |
互換性
CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB
関連情報
BTEST,IAND,IBCHNG,IBSET,IEOR,IOR,ISHA,ISHC,ISHFT,ISHL,NOT
例
IBCLR (18, 1) の値は 16 です。
V の値が (1, 2, 3, 4) の場合,IBCLR (POS = V, I = 15) の値は (13, 11, 7, 15) です。
以下に他の例を示します。
INTEGER J, K J = IBCLR(7, 1) ! 5 = 0101 を返します K = IBCLR(5, 1) ! 5 = 0101 を返します