NOT

要素別処理組込み関数 (総称):引数の論理否定を返します。

形式

result = NOT (i)

i
(入力) 整数型。

結果

結果の型は i と同じです。結果の値は,次の真理値表に従って,i の論理否定をビットごとに取ることによって得られます。

	I   NOT (I)

	1      0
	0      1

整数値をビット列として解釈するモデルについては,「ビット・データのモデル」を参照してください。

個別名 引数の型 結果の型
  INTEGER(1) INTEGER(1)
INOT INTEGER(2) INTEGER(2)
JNOT INTEGER(4) INTEGER(4)
KNOT INTEGER(8) INTEGER(8)

互換性

CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB

関連情報

BTESTIANDIBCHNGIBCLRIBSETIEORIORISHAISHCISHFTISHFTCISHL

I の値が 10101010 (基数 2) に等しい場合,NOT (I) の値は 01010101 (基数 2) となります。

以下に他の例を示します。

	INTEGER(2) i(2), j(2)
	i = (/4, 132/)	! i(1) = 0000000000000100
			! i(2) = 0000000010000100
	j = NOT(i)	! (-5,-133) を返します。
			! j(1) = 1111111111111011
			! j(2) = 1111111101111011