要素別処理組込み関数 (総称):1 つのビットを 1 に設定します。
形式
result = IBSET (i, pos)
i
(入力) 整数型。
pos
(入力) 整数型。これは負の値であってはならず,BIT_SIZE(i) よりも小さくなくてはなりません。i の一番右 (最下位) のビットは位置 0 にあります。
結果
結果の型は i と同じです。結果は,i のビット pos がゼロに設定されていることを除けば,i のビット列と同じ値を持っています。
ビット関数の詳細については,「ビット関数」を参照してください。
整数値をビット列として解釈するモデルについては,「ビット・データのモデル」を参照してください。
個別名 | 引数の型 | 結果の型 |
---|---|---|
INTEGER(1) | INTEGER(1) | |
IIBSET | INTEGER(2) | INTEGER(2) |
JIBSET | INTEGER(4) | INTEGER(4) |
KIBSET | INTEGER(8) | INTEGER(8) |
互換性
CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB
関連情報
BTEST,IAND,IBCHNG,IBCLR,IEOR,IOR,ISHA,ISHC,ISHFT,ISHL,NOT
例
IBSET (8, 1) の値は 10 です。
V の値が (1, 2, 3, 4) の場合,IBSET (POS = V, I = 2) の値は (2, 6, 10, 18) です。
以下に他の例を示します。
INTEGER I I = IBSET(8, 2) ! 12 = 1100 を返します。