用語集 な

内部手続 (internal procedure)

内部副プログラムに含まれている (文関数以外の) 手続。内部手続を含んでいるプログラム単位は,その内部手続の親プログラムと呼ばれます。(CONTAINS 文と END 文の間にある) 内部手続は,その親プログラムに対して局所的であり,親子結合を通して親プログラムの環境を継承します。

内部ファイル (internal file)

入力と出力の際に操作される,指定された内部記憶空間 (または可変バッファ)。内部ファイルの種類には,文字変数,文字配列,文字配列要素,および文字部分列があります。一般に,内部ファイルは 1 つの記録を含んでいます。ただし,文字配列である内部ファイルは,個々の配列要素について 1 つの記録を持っています。

内部副プログラム (internal subprogram)

主プログラムまたは他の副プログラムに含まれている副プログラム。

名前 (name)

Fortran プログラム単位中の言語要素を識別します (変数,関数結果,共通ブロック,名前付き定数,手続,プログラム単位,変数群要素,仮引数など)。FORTRAN 77 では,この用語はシンボル名と呼ばれていました。

名前結合 (name association)

引数結合,親子結合,または参照結合のことを指します。引数結合親子結合,および参照結合も参照。

名前付き共通ブロック (named common block)

名前を持つ共通ブロック (1 つまたは複数の連続した記憶領域)。共通ブロックは COMMON 文によって定義されます。

名前付き定数 (named constant)

名前を持つ定数。FORTRAN 77 では,この用語はシンボリック定数と呼ばれていました。

並び I/O 文 (list-directed I/O statement)

明示的な書式指定ではなく,星印 (*) 指定子を使用する,暗黙の書式付き I/O 文。書式付き I/O 文変数群 I/O 文も参照。