実行制御

通常,プログラムは,プログラム中に書かれた順番に文を実行します。実行制御構文と実行文は,制御をプログラム中の他の文に移したり,実行または繰返しのために構文と文のブロック (グループ) を選択して,この通常の実行方法を変更します。

Fortran 95/90 では,制御構文 (CASEDO,および IF) に名前を付けることができます。名前は有効域中で一意の識別子でなくてはならず,構文の最初の行と最後の行に置かれている必要があります。最初の行では,名前がコロン (:) によって文キーワードと区切られています。

ブロックは,END 文を除く任意の実行形式の Fortran 文を含むことができます。制御をブロック外に移すことはできますが,別のブロック中に制御を移すことはできません。

DO ループは複数のブロックにまたがることはできません。DO 文とその終了文は,同じ文ブロックに含まれている必要があります。

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