用語集 せ
制御文 (control statement)
プログラム単位または副プログラムの他の部分に制御を移すことで,実行の通常の順序を変更する文。制御文には,条件付きのもの (
IF
構文や計算形
GO TO
文など) と,無条件のもの (
STOP
または
GO TO
文など) があります。
制御編集記述子 (control edit descriptor)
テキストを直接に表示したり,それ以降のデータ編集記述子が実行する変換に影響を与える書式記述子。斜線記述子を除き,制御編集記述子は繰り返し不可能です。
制御文字 (control character)
プリンタやモデムなどの装置と会話をするために使われる一般的に 0 ~ 31 の ASCII 値を持った文字列。
整合配列 (adjustable array)
副プログラムへの仮引数である形状明示配列。これは FORTRAN 77 の用語です。
形状明示配列
も参照。
静的変数 (static variable)
プログラムの実行全体を通して記憶域が割り付けられている変数。
整定数 (integer constant)
小数点なしの整数である定数。先頭に符号を持つことができ,10 進数として解釈されます。
精度 (precision)
実数の有効けた数。
倍精度定数
,
種別パラメタ
,および
単精度定数
も参照。
成分 (component)
構造型定義の一部。すべての構造型定義には,少なくとも 1 つの成分 (組込み型または構造型) がなくてはなりません。
絶対パス名 (absolute pathname)
Tru64 UNIX,Linux,および Windows システムで,ルート・ディレクトリとの間の固定された関係をもとに指定されるディレクトリ・パスのこと。Tru64 UNIX および Linux システムでは,先頭の文字は斜線 (
/
) です。Windows システムでは,先頭の文字はバックスラッシュ (
\
) です。
宣言 (declaration)
宣言文
を参照。
宣言式 (specification expression)
整数型でスカラ値を持つ制約された式。この種の式は,配列境界と文字長の宣言でのみ使用されます。
宣言文 (specification statement)
ソース・プログラムで使用されているデータに関する情報を提供する非実行文。このような文は,変数,配列,記録,および構造体の割付けと初期化や,プログラム中で使用されている名前の他の特性の定義に使用することができます。
選択子 (selector)
以下のものを指定するための機構。
データ・オブジェクトの一部 (配列要素あるいは部分配列,部分列,構造型,または構造体の成分)
CASE
ブロックの実行の対象となる値の組
選択戻り (alternate return)
呼び出しの次の文以外の何らかの位置にただちに制御を飛び越させることができるサブルーチン引数。選択戻りの実引数は,制御を移す先の文番号です。