配列手続:表

注意:大括弧 [...] で囲まれているものは省略可能な引数を表しています。

名前 手続型 説明 引数/関数の型
ALL 組込み関数 ALL(mask[,dim])

(省略可能な) 次元 dim に沿って mask の条件にすべての配列値が一致するかどうかを示します。
mask:論理型

dim:整数型

結果:dim が指定されていないか mask が 1 次元であれば論理型スカラ,そうでなければ mask より小さい 1 次元論理型配列
ANY 組込み関数 ANY(mask[,dim])

(省略可能な) 次元 dim に沿って mask の条件にいずれかの配列値が一致するかどうかを示します。
mask:論理型

dim:整数型

結果:dim が指定されていないか mask が 1 次元であれば論理型スカラ,そうでなければ mask より小さい 1 次元論理型配列
BSEARCHQQ 実行時関数 BSEARCHQQ(adr1,adr2,length,size)

非構造体データ型 (構造型は許可されません) のソートされた 1 次元配列の指定した要素に対する 2 進検索を行います。
adr1INTEGER(4)

adr2INTEGER(4)

lengthINTEGER(4)

sizeINTEGER(4)

結果:INTEGER(4)
COUNT 組込み関数 COUNT(mask[,dim])

(省略可能な) 次元 dim に沿って mask の条件に一致する配列の要素数を数えます。
mask:論理型

dim:整数型

結果:dim が指定されていないか mask が 1 次元であれば整数型スカラ,そうでなければ mask より小さい 1 次元整数型配列
CSHIFT 組込み関数 CSHIFT(array,shift[,dim])

(省略可能な) 次元 dim に沿った循環けた移動を実行します。
array:任意の型

shift:整数型

dim:整数型

結果:array と同じ型と形状
DIMENSION 変数を配列として識別し,要素数を指定します。  
DOT_PRODUCT 組込み関数 DOT_PRODUCT(vector_a,vector_b)

ベクトル (次元数 1 の配列) の内積を実行します。
vector_a:文字型を除く任意の型

vector_bvector_a と同じ型と形状

結果:vector_a と同じ型のスカラ
EOSHIFT 組込み関数 EOSHIFT(array,shift[,boundary][,dim])

(省略可能な) 次元 dim に沿った array の最後の 1 要素を切り捨て,(省略可能な) boundary 値を他の端にコピーします。
array:任意の型

shift:整数型

boundaryarray と同じ型

dim:整数型

結果:array と同じ型と形状
LBOUND 組込み関数 LBOUND(array[,dim])

(省略可能な) 次元 dim に沿った配列の次元の下限を返します。
array:任意の型

dim:整数型

結果:dim が省略されるか array が 1 次元であれば整数型スカラ,そうでなければベクトル
MATMUL 組込み関数 MATMUL(matrix_a,matrix_b)

行列 (2 次元配列) の行列乗算を実行します。
matrix_a:文字型を除く任意の型

matrix_bmatrix_a と同じ

結果:matrix_a と同じ型
MAXLOC 組込み関数 MAXLOC(array[,dim][,mask])

(省略可能な) 次元 dim に沿った (省略可能な) mask の条件に一致する配列の最大値の場所を返します。
array:整数型または実数型

dim:整数型

mask:論理型

結果:array の次元数と等しい大きさを持つ整数型ベクトル
MAXVAL 組込み関数 MAXVAL(array[,dim][,mask])

(省略可能な) mask の条件に一致する (省略可能な) 次元 dim に沿った配列の最大値を返します。
array:整数型または実数型

dim:整数型

mask:論理型

結果:dim が省略されているか array が 1 次元であれば array と同じ型のスカラ,そうでなければ array よりも小さい 1 次元配列
MERGE 組込み関数 MERGE(tsource,fsource,mask)

mask の条件に従って 2 つの配列をマージします。
tsource:任意の型

fsourcetsource と同じ型と形状

mask:論理型

結果:tsource と同じ型と形状
MINLOC 組込み関数 MINLOC(array[,dim][,mask])

(省略可能な) 次元 dim に沿った (省略可能な) mask の条件に一致する配列の最小値の場所を返します。
array:整数型または実数型

dim:整数型

mask:論理型

結果:array の次元数と等しい大きさを持つ整数型ベクトル
MINVAL 組込み関数 MINVAL(array[,dim][,mask])

(省略可能な) mask の条件に一致する (省略可能な) 次元 dim に沿った配列の最小値を返します。
array:整数型または実数型

dim:整数型

mask:論理型

結果:dim が省略されているか array が 1 次元であれば array と同じ型のスカラ,そうでなければ array よりも小さい 1 次元配列
PACK 組込み関数 PACK(array,mask[,vector])

mask を使って (省略可能な) 大きさ vector のベクトル (1 次元配列) に配列を詰め込みます。
array:任意の型

mask:論理型

vectorarray と同じ

結果:array と同じ型のベクトル (1 次元配列)
PRODUCT 組込み関数 PRODUCT(array[,dim][,mask])

(省略可能な) mask の条件に一致する (省略可能な) 次元 dim に沿った配列の要素の積を返します。
array:整数型,実数型または複素数型

dim:整数型

mask:論理型

結果:dim が省略されているか array が 1 次元であれば array と同じ型のスカラ,そうでなければ array よりも小さい 1 次元配列
RESHAPE 組込み関数 RESHAPE(source,shape[,pad][,order])

配列要素 pad (省略可能) を埋め込むことで添字 order (省略可能) に配列の形状を変更します。
source:任意の型

shape:整数型

padsource と同じ

order:整数型

結果:source と同じ型で shape と同じ形状
SHAPE 組込み関数 SHAPE(source)

配列の形状を返します。
source:任意の型

結果:source と同じ型のベクトル (1 次元配列)
SIZE 組込み関数 SIZE(array[,dim])

次元 dim (省略可能) に沿った array の寸法を返します。
array:任意の型

dim:整数型

結果:整数型スカラ
SORTQQ 実行時サブルーチン CALL SORTQQ(addr,count,size)

非構造体データ型 (構造型は許可されません) の 1 次元配列をソートします。
addrINTEGER(4)

countINTEGER(4)

sizeINTEGER(4)
SPREAD 組込み関数 SPREAD(source,dim,ncopies)

次元を追加することによって配列のコピーを作成します。
source:任意の型

dim:整数型

ncopies:整数型

結果:source と同じ型で 1 次元より大きい
SUM 組込み関数 SUM(array[,dim][,mask])

mask (省略可能) の条件に一致する次元 dim (省略可能) 沿った配列要素の合計を計算します。
array:整数型,実数型,または複素数型

dim:整数型

mask:論理型

結果:dim が省略されているか array が 1 次元であれば array と同じ型のスカラ,そうでなければ array よりも小さい 1 次元配列
TRANSPOSE 組込み関数 TRANSPOSE(matrix)

2 次元配列を転置します。
matrix:任意の型

結果:matrix と同じ型の 2 次元配列
UBOUND 組込み関数 UBOUND(array[,dim])

(省略可能な) 次元 dim に沿った配列の次元の上限を返します。
array:任意の型

dim:整数型

結果:dim が省略されるか array が 1 次元であれば整数型スカラ,そうでなければベクトル
UNPACK 組込み関数 UNPACK(vector,mask,field)

mask の条件下で field からの値を埋め込むことによって配列にベクトル (1 次元配列) をアンパックします。
vector:任意の型

mask:論理型

fieldvector と同じ

結果:vector と同じ型で mask と同じ形状