インテル® Fortran コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

コンパイラー・オプションのアルファベット順リスト

次の表は、現在のコンパイラー・オプションのアルファベット順のリストです。

4Nportlib、4Yportlib

移植ルーチンのライブラリーにリンクするかどうかを指定します。

align

特定のデータ項目のアライメント方法をコンパイラーに指示します。

allow

コンパイラーが特定の動作を許可するかどうかを決定します。

altparam

PARAMETER 文で、代替構文を使用できます (括弧は必要ありません)。

ansi-alias、Qansi-alias

エイリアシングと配列の範囲に関する Fortran 標準の特定の規則を仮定するようにコンパイラーに指示します。

arch

生成する命令セットを含む、ターゲット機能をコンパイラーに指示します。

assume

コンパイラーによって行われる仮定を指定します。

auto

SAVE として宣言されていないすべてのローカル変数をランタイムスタックに割り当てるように指定します。

auto-scalar、Qauto-scalar

SAVE 属性を持たない INTEGER、REAL、COMPLEX、および LOGICAL 組込み型のスカラー変数をランタイムスタックに割り当てます。

ax、Qax

パフォーマンス上の利点がある場合、複数の機能固有の自動ディスパッチ・コードを生成するようにコンパイラーに指示します。

Bdynamic

ランタイム時にライブラリーの動的リンクを有効にします。

bigobj

1 つのオブジェクト・ファイルに含められるセクション数を増やします。

bintext

コンパイラーによって生成されるオブジェクト・ファイル (.obj) にテキスト文字列を含めます。

B

インクルード・ファイル、ライブラリー、実行ファイルを検索するディレクトリーを指定します。

Bstatic

ユーザーのライブラリーとの静的リンクを有効にします。

Bsymbolic

プログラムのすべてのグローバルシンボルの参照をユーザー共有ライブラリーの定義にバインドします。

Bsymbolic-functions

プログラムのすべてのグローバル関数シンボルの参照をユーザー共有ライブラリーの定義にバインドします。

ccdefault

端末画面でファイルを表示する際に使用するキャリッジ制御の種類を指定します。

check

ランタイム時に特定の条件をチェックします。

coarray、Qcoarray

Co-Array 機能を有効にします。

coarray-config-file、Qcoarray-config-file

メッセージ・パッシング・インターフェース (MPI) 構成ファイルの名前を指定します。

coarray-num-images、Qcoarray-num-images

Co-Array 実行ファイルの実行に使用できるデフォルトのイメージの数を指定します。

complex-limited-range、Qcomplex-limited-range

COMPLEX 型のデータを使用するいくつかの算術演算で、基本代数展開の使用を有効にするかどうかを指定します。

convert

数値データが含まれている書式なしファイルの形式を指定します。

c

リンクを抑止します。

cxxlib

gcc によって提供された C++ ランタイム・ライブラリーを使用してリンクするかどうかをコンパイラーに指定します。

dbglibs

デバッグ・ランタイム・ライブラリーにある未解決の参照を検索するようリンカーに指示します。

D

オプション値と関連付けできるシンボル名を定義します。

debug (Linux* および macOS*)

デバッグ情報の生成を有効/無効にします。

debug (Windows*)

デバッグ情報の生成を有効/無効にします。

debug-parameters

プログラムで使用される PARAMETER のデバッグ情報を生成するようにコンパイラーに指示します。

diag、Qdiag

コンパイル時の診断情報の表示を制御します。

diag-dump、Qdiag-dump

有効なすべての診断メッセージを出力して、コンパイルを停止するようにコンパイラーに指示します。

diag-error-limit、Qdiag-error-limit

コンパイルを中断するまでに表示するエラー数を指定します。

diag-file、Qdiag-file

診断結果をファイルに出力します。

diag-file-append、Qdiag-file-append

診断結果をファイルに追加します。

diag-id-numbers、Qdiag-id-numbers

メッセージ ID を使用して診断メッセージを表示するようにコンパイラーに指示します。

diag-once、Qdiag-once

1 つまたは複数の診断メッセージを 1 度だけ発行するようにコンパイラーに指示します。

d-lines、Qd-lines

デバッグ文をコンパイルします。

dll

プログラムがダイナミック・リンク・ライブラリー (DLL) としてリンクされるように指定します。

double-size

DOUBLE PRECISION 型および DOUBLE COMPLEX 型の宣言、定数、関数、および組込み関数のデフォルトの KIND を指定します。

dryrun

ドライバー・ツール・コマンドを表示して実行しないように指定します。

dumpmachine

ターゲットマシンとオペレーティング・システムの構成を表示します。

dynamiclib

libtool コマンドを起動してダイナミック・ライブラリーを作成します。

dynamic-linker

デフォルト以外のダイナミック・リンカーを指定します。

dyncom、Qdyncom

ランタイム時に、共通ブロックの動的割り当てを有効にします。

E

出力を stdout に送るようにプリプロセッサーに指示します。

EP

#line ディレクティブを省略して、出力を stdout に送るようにプリプロセッサーに指示します。

exe

ビルドプログラムまたはダイナミック・リンク・ライブラリーの名前を指定します。

extend-source

固定形式ソースファイルの文フィールドの長さを指定します。

extfor

Fortran ファイルとしてコンパイラーに処理されるファイルの拡張子を指定します。

extfpp

Fortran プリプロセッサーにより事前処理されるファイルとして認識されるようにファイル拡張子を指定します。

extlnk

リンカーに直接渡されるファイルの拡張子を指定します。

F (macOS*)

インクルード・ファイルの検索パスの先頭に Framework ディレクトリーを追加します。

F (Windows*)

プログラムに予約するスタックの大きさを設定します。

f66

FORTRAN 66 セマンティクスを使用するようにコンパイラーに指示します。

f77rtl

FORTRAN 77 ランタイム動作の使用をコンパイラーに指示します。

falias、Oa

プロシージャー呼び出しに、実引数が提供されないローカル変数の隠されたエイリアスが含まれるかどうかを指定します。

falign-functions、Qfnalign

プロシージャーを最適なバイト境界にアライメントするようにコンパイラーに指示します。

falign-loops、Qalign-loops

2 の累乗のバイト境界でループをアライメントします。

falign-stack

ルーチンへの入口で使用するスタック・アライメントをコンパイラーに指示します。

Fa

アセンブリー・リスト・ファイルを生成します。

FA

アセンブリー・リスト・ファイルの内容を指定します。

fast

プログラム全体の速度を最大限にします。

fast-transcendentals、Qfast-transcendentals

超越関数への呼び出しを、より高速で精度が少し低いものに置換します。

fasynchronous-unwind-tables

命令範囲または呼び出し範囲で巻き戻し情報が正確かどうかを決定します。

fcode-asm

マシンコード・アノテーションを含むアセンブリー・リストを生成します。

fcommon

共通シンボルをグローバル定義として扱うかどうかを指定します。

Fd

コンパイラーにより作成されるプログラム・データベース (PDB) ファイルの名前を指定します。

feliminate-unused-debug-types、Qeliminate-unused-debug-types

コンパイル単位で宣言されている型に関するデバッグ情報の出力を制御します。

fexceptions

例外処理テーブルの生成を有効にします。

ffat-lto-objects

プロシージャー間の最適化 (IPO) のコンパイル (-c -ipo) で、中間言語とオブジェクト・コードの両方を含むリンク時の最適化 (LTO) 用の FAT オブジェクトを生成するかどうかを指定します。

ffnalias、Ow

関数内でエイリアシングを仮定するかどうかを指定します。

fimf-absolute-error、Qimf-absolute-error

数学ライブラリー関数の結果における絶対誤差の最大限許容値を定義します。

fimf-accuracy-bits、Qimf-accuracy-bits

除算や平方根を含む数学ライブラリー関数の結果における相対誤差を定義します。

fimf-arch-consistency、Qimf-arch-consistency

数学ライブラリー関数が同じアーキテクチャーの異なるマイクロアーキテクチャーの実装において一貫した結果を生成するようにします。

fimf-domain-exclusion、Qimf-domain-exclusion

数学関数が正しい結果を提供すべき入力引数のドメインを指定します。

fimf-force-dynamic-target、Qimf-force-dynamic-target

数学関数の呼び出しでランタイム・ディスパッチを使用するようにコンパイラーに指示します。

fimf-max-error、Qimf-max-error

除算や平方根を含む数学ライブラリー関数の結果における相対誤差の最大限許容値を定義します。

fimf-precision、Qimf-precision

コンパイラーにより選択される数学ライブラリー関数の精度を指定します。

fimf-use-svml、Qimf-use-svml

インテルの数学ライブラリー (LIBM) の代わりに、SVML (Short Vector Math Library) を使用して数学ライブラリー関数を実装するようにコンパイラーに指示します。

finline-functions

単一ファイルのコンパイルにおける関数のインライン展開を有効にします。

finline-limit

インライン展開される関数の最大サイズを指定します。

finline

!DIR$ ATTRIBUTES FORCEINLINE で宣言された関数をインライン展開します。

finstrument-functions、Qinstrument-functions

ルーチンのエントリーポイントと終了ポイントをインストルメントするかどうかを指定します。

fixed

ソースファイルが固定形式であることを指定します。

fkeep-static-consts、Qkeep-static-consts

ソースで参照されない変数の割り当てを保持するようにコンパイラーに指示します。

fltconsistency

浮動小数点の一貫性を向上させます。

fma、Qfma

FMA (Fused Multiply-Add) 命令がターゲット・プロセッサーに存在する場合、FMA 命令を生成するかどうかを指定します。

fmath-errno

プログラムが標準数学ライブラリー関数の呼び出しの後に errno をテストしていると仮定するようにコンパイラーに指示します。

fmerge-constants

コンパイラーとリンカーに同一の定数 (文字列定数と浮動小数点定数) をマージさせるかどうかを指定します。

fmerge-debug-strings

コンパイラーは、デバッグ情報で使用される文字列をプールします。

fminshared

コンパイル単位をメインプログラムのコンポーネントとして処理し、共有可能なオブジェクトの一部としてリンクしないように指定します。

fmpc-privatize

マルチプロセッサー・コンピューティング (MPC) 統合並列ランタイム向けのスタティック・データのプライベート化を有効/無効にします。

fnsplit、Qfnsplit

関数分割を有効にします。

fomit-frame-pointer、Oy

EBP を最適化で汎用レジスターとして使用するかどうかを指定します。

foptimize-sibling-calls

末尾再帰呼び出しを最適化するかどうかを指定します。

fpconstant

倍精度変数に代入された単精度定数を倍精度で評価するようにコンパイラーに指示します。

fpe-all

プログラム中の各ルーチンのランタイム時の浮動小数点例外処理の制御を許可します。

fpe

メインプログラムのランタイム時の浮動小数点例外処理の制御を許可します。

fpic

位置に依存しないコードを生成するかどうかを指定します。

fpie

位置に依存しないコードを生成するようにコンパイラーに指示します。生成されたコードは実行ファイルにのみリンクできます。

fp-model、fp

浮動小数点演算のセマンティクスを制御します。

fpp-name

Fortran で使用する別のプリプロセッサーを指定します。

fp-port、Qfp-port

浮動小数点演算の後に浮動小数点結果を丸めます。

fpp

コンパイル前にソースファイルで Fortran プリプロセッサーを実行します。

fprotect-parens、Qprotect-parens

浮動小数点式の評価で括弧を考慮して最適化するかどうかを指定します。

fpscomp

ランタイムシステムおよびコンパイラーのセマンティック言語機能の一部が、インテル® Fortran または Microsoft* Fortran PowerStation と互換性があるかどうかを制御します。

fp-speculation、Qfp-speculation

浮動小数点演算のスペキュレーションを行うモードをコンパイラーに指示します。

fp-stack-check、Qfp-stack-check

浮動小数点スタックを、確実に予測された状態にするために、各関数呼び出しの後に追加コードを生成するようにコンパイラーに指示します。

free

ソースファイルが自由形式であることを指定します。

fsource-asm

ソースコード・アノテーションを含むアセンブリー・リストを生成します。

fstack-protector

特定の (またはすべての) ルーチンのスタック・オーバーフロー・セキュリティー・チェックを有効/無効にします。

fstack-security-check

バッファー・オーバーランを検出するコードを生成するかどうかを指定します。

ftrapuv、Qtrapuv

エラー検出を行いやすくするように、ローカル変数を異常な値に初期化します。

ftz、Qftz

デノーマル結果を 0 にフラッシュします。

fverbose-asm

コンパイラー・アノテーションを含むアセンブリー・リストを生成します。コンパイラー・アノテーションには、オプションやバージョン情報などが含まれます。

fvisibility

グローバルシンボルのデフォルトの可視属性またはファイル内のシンボルの可視属性を指定します。

fzero-initialized-in-bss、Qzero-initialized-in-bss

明示的にゼロで初期化された変数を DATA セクションに配置するように指定します。

gcc-name

標準ライブラリーの場所を含むリンク時の環境設定に使用する gcc コンパイラーを指定します。

gdwarf

デバッグ情報の生成に使用する DWARF バージョン形式を指定します。

Ge

すべての関数のスタックチェックを有効にします。これは古いオプション (非推奨) です。後継オプションは /Gs0 です。

gen-depformat

gen-dep オプションが指定された場合に生成される出力の形式を指定します。

gen-depshow

依存性の解析から特定の機能を除外するかどうかを指定します。現在、組込み関数モジュールにのみ適用されます。

gen-dep

現在のコンパイルでビルドの依存関係を生成するようにコンパイラーに指示します。

gen-interfaces

ソースファイルの各ルーチンに対してインターフェイス・ブロックを生成するようにコンパイラーに指示します。

GF

読み取り専用の文字列プール機能による最適化を有効にします。

global-hoist、Qglobal-hoist

プログラム実行でメモリーロードをソースファイルで記述されている位置よりも先に移動できる特定の最適化を有効にします。

grecord-gcc-switches

コンパイラーの起動に使用されたコマンドライン・オプションを、DWARF デバッグ情報の DW_AT_producer 属性に追加します。

GS

バッファー・オーバーランを検出するコードを生成するかどうかを指定します。

Gs

スタック・チェック・ルーチンの呼び出しのしきい値を制御します。

gsplit-dwarf

DWARF デバッグ情報を含む別のオブジェクト・ファイルを生成します。

g

オブジェクト・ファイルにすべてのデバッグ情報を生成するようにコンパイラーに指示します。

guard

制御フローの保護メカニズムを有効にします。

guide、Qguide

自動ベクトル化、自動並列化、データ変換のアドバイスレベルを設定します。

guide-data-trans、Qguide-data-trans

データ変換のアドバイスレベルを設定します。

guide-file、Qguide-file

ガイド付き自動並列化の結果をファイルに出力します。

guide-file-append、Qguide-file-append

ガイド付き自動並列化の結果をファイルに追加します。

guide-opts、Qguide-opts

特定のコードを解析して、最適化を向上させるためのアドバイスを生成するようにコンパイラーに指示します。

guide-par、Qguide-par

自動並列化のアドバイスレベルを設定します。

guide-profile、Qguide-profile

-guide または /Qguide オプションと一緒に使用することで、ループ・プロファイラーのデータファイル (1 つまたは複数) を指定します。

guide-vec、Qguide-vec

自動ベクトル化のアドバイスレベルを設定します。

gxx-name

標準ライブラリーの場所を含むリンク時の環境設定に使用する g++ コンパイラーを指定します。

heap-arrays

自動配列および一時的な計算用に作成される配列を、スタックではなくヒープ上に割り当てます。

help

利用可能なすべてのコンパイラー・オプションまたはコンパイラー・オプションのカテゴリーを表示します。

homeparams

レジスターで渡された引数をスタックに書き込むようにコンパイラーに指示します。

hotpatch

ホットパッチを行うために、ルーチンを準備するようにコンパイラーに指示します。

idirafter

2 つ目のインクルード・ファイルの検索先にディレクトリーを追加します。

iface

アプリケーションのデフォルトの呼び出し規約と引数渡し規則を指定します。

init、Qinit

変数のクラスを 0 またはさまざまな数値型の例外値に初期化します。

inline-factor、Qinline-factor

上限を定義するすべてのインライン展開オプションに適用する比率を指定します。

inline-forceinline、Qinline-forceinline

コンパイラーがインライン展開を行えるところは、どこでも関数をインライン展開します。

inline-level、Ob

関数のインライン展開のレベルを指定します。

inline-max-per-compile、Qinline-max-per-compile

コンパイル単位全体に適用されるインライン展開回数の最大値を指定します。

inline-max-per-routine、Qinline-max-per-routine

インライン展開処理で特定のルーチンにインライン展開される回数の最大値を指定します。

inline-max-size、Qinline-max-size

インライン展開処理時に大きなルーチンと判断されるサイズの基準を指定します。

inline-max-total-size、Qinline-max-total-size

インライン展開時のルーチンサイズの上限を指定します。

inline-min-size、Qinline-min-size

インライン展開処理時に小さなルーチンと判断されるサイズの基準を指定します。

inline

関数のインライン展開のレベルを指定します。

intconstant

FORTRAN 77 セマンティクスを使用して整数定数の KIND 引数を決定するようにコンパイラーに指示します。

integer-size

整数変数および論理変数のデフォルトの KIND を指定します。

intel-freestanding

gcc 環境がない場合でもコンパイルすることができます。

intel-freestanding-target-os

コンパイルのターゲット・オペレーティング・システムを指定します。

ip、Qip

単一ファイルのコンパイルで追加のプロシージャー間の最適化を有効にするかどうかを指定します。

ip-no-inlining、Qip-no-inlining

プロシージャー間の最適化オプションによって有効にされた全体または部分的なインライン展開を無効にします。

ip-no-pinlining、Qip-no-pinlining

プロシージャー間の最適化オプションによって有効にされた部分的なインライン展開を無効にします。

ipo、Qipo

複数ファイルにわたるプロシージャー間の最適化を有効にします。

ipo-c、Qipo-c

複数ファイルにわたって最適化を行い、単一のオブジェクト・ファイルを生成するようにコンパイラーに指示します。

ipo-jobs、Qipo-jobs

プロシージャー間の最適化 (IPO) のリンクフェーズで、同時に実行するコマンド (ジョブ) の数を指定します。

ipo-S、Qipo-S

複数ファイルにわたって最適化を行い、単一のアセンブリー・ファイルを生成するようにコンパイラーに指示します。

ipo-separate、Qipo-separate

ソースファイルごとに 1 つのオブジェクト・ファイルを生成するようにコンパイラーに指示します。

I

インクルード・パスに追加するディレクトリーを指定します。

isystem

システムのインクルード・パスの先頭に追加するディレクトリーを指定します。

libdir

コンパイラーが生成するオブジェクト・ファイルに、ライブラリー検索のためのリンカーオプションを含めるかどうかを制御します。

libs

リンクするランタイム・ライブラリーの種類をコンパイラーに指示します。

link

ユーザーが指定したオプションをコンパイル時に直接リンカーに渡します。

list-line-len

list オプションが指定された場合に生成されるリストの行の長さを指定します。

list-page-len

list オプションが指定された場合に生成されるリストのページの長さを指定します。

list

ソースファイルのリストを作成するようにコンパイラーに指示します。

logo

コンパイラーのバージョン情報を表示します。

l

リンク時に指定されたライブラリーを検索するようリンカーに指示します。

L

標準ディレクトリーにあるライブラリーを検索する前に、指定したディレクトリーにあるライブラリーを検索するようにリンカーに指示します。

m32、m64、Qm32、Qm64

特定のアーキテクチャー向けにコードを生成するようにコンパイラーに指示します。

m80387

コンパイラーが x87 命令を使用可能かどうかを指定します。

map-opts、Qmap-opts

1 つ以上のコンパイラー・オプションを異なるオペレーティング・システムで同等なオプションにマップします。

map

リンク・マップ・ファイルを作成するようにリンカーに指示します。

march

特定の機能をサポートするプロセッサー専用のコードを生成するようにコンパイラーに指示します。

masm

選択した方言を使用して、アセンブラー出力ファイルを生成するようにコンパイラーに指示します。

mcmodel

特定のメモリーモデルでコード生成とデータ格納を行うようにコンパイラーに指示します。

MDs

シングルスレッドのダイナミック・リンク・ランタイム・ライブラリーにある未解決の参照を検索するようにリンカーに指示します。これは古いオプション (非推奨) です。後継オプションはありません。

MD

未解決の参照がある場合にマルチスレッドのダイナミック・リンク・ランタイム・ライブラリーを検索するようにリンカーに指示します。

mdynamic-no-pic

位置に依存しない外部参照を含む、位置に依存するコードを生成します。

minstruction、Qinstruction

特定のインテル® プロセッサー向けの MOVBE 命令を生成するかどうかを指定します。

mkl、Qmkl

インテル® マス・カーネル・ライブラリー (インテル® MKL) の特定のライブラリーにリンクするようにコンパイラーに指示します。Windows* システムでは、このオプションをコンパイル時に指定する必要があります。

module

モジュールファイルを作成したときに、格納したり、検索したりするディレクトリーを指定します。

momit-leaf-frame-pointer

フレームポインターを省略するか、リーフ関数で保持するかを指定します。

mp1、Qprec

浮動小数点の精度と一貫性を向上させます。

mstringop-inline-threshold、Qstringop-inline-threshold

関数で扱うバイト数がコンパイル時に分かっており、それが指定された値よりも大きい場合、memcpy や memset のようなバッファー操作関数の呼び出しをインライン展開しないようにコンパイラーに指示します。

mstringop-strategy、Qstringop-strategy

memcpy、memset のようなバッファー操作関数を実装する際に、特定のアルゴリズムで使用される内部決定ヒューリスティックをオーバーライドします。

m

生成する命令セットを含む、ターゲット機能をコンパイラーに指示します。

MT

マルチスレッドのスタティック・ランタイム・ライブラリーにある未解決の参照を検索するようにリンカーに指示します。

mtune、tune

特定のプロセッサー向けの最適化を実行しますが、(-march とは違い) 拡張命令セットは使用しません。

multiple-processes、MP

多くのソースファイルを同時にコンパイルできるよう複数のプロセスを作成します。

names

ソースコード識別子と外部名をどのように解釈するかを指定します。

no-bss-init、Qnobss-init

初期化されていない変数と明示的にゼロで初期化された変数を DATA セクションに配置するようにコンパイラーに指示します。

nodefaultlibs

コンパイラーがリンク時に標準ライブラリーを使用しないようにします。

nofor-main

メインプログラムが Fortran で記述されていない場合に指定します。

nolib-inline

標準ライブラリー関数または組込み関数のインライン展開を禁止します。

nostartfiles

コンパイラーがリンク時に標準起動ファイルを使用しないようにします。

nostdlib

コンパイラーがリンク時に標準ライブラリーおよび標準起動ファイルを使用しないようにします。

object

オブジェクト・ファイルの名前を指定します。

Od

すべての最適化を無効にします。

Ofast

アプリケーションの速度を向上する特定の強力なオプションを設定します。

Os

コードサイズが増えない最適化を有効にし、O2 より小さいサイズのコードを生成します。

O

アプリケーションのコードの最適化を指定します。

o

出力ファイルの名前を指定します。

Ot

速度を対象とする最適化処理をすべて有効にします。

pad、Qpad

変数と配列のメモリーレイアウトの変更を有効にします。

pad-source、Qpad-source

固定形式のソースレコードに対してパディングを行うように指定します。

par-affinity、Qpar-affinity

スレッド・アフィニティーを指定します。

parallel、Qparallel

安全に並列実行できるループのマルチスレッド・コードを生成するよう自動並列化に指示します。

parallel-source-info、Qparallel-source-info

OpenMP* または自動並列化コードの生成時にソースの位置情報の出力を有効または無効にします。

par-num-threads、Qpar-num-threads

並列領域で使用するスレッド数を指定します。

par-runtime-control、Qpar-runtime-control

シンボリック・ループ境界のあるループのランタイムチェックを実行するコードを生成します。

par-schedule、Qpar-schedule

ループ反復のスケジュール・アルゴリズムを指定します。

par-threshold、Qpar-threshold

ループの自動並列化のしきい値を設定します。

pc、Qpc

浮動小数点の仮数部の精度を制御できるようにします。

p

gprof(1) を使用して、関数のプロファイリングができるようにコンパイルとリンクを行います。

pdbfile

リンカーにより作成されるプログラム・データベース (PDB) ファイルの名前を指定します。

pie

実行ファイルにリンクされる位置に依存しないコードを生成するかどうかを指定します。

prec-div、Qprec-div

浮動小数点除算の精度を上げます。

prec-sqrt、Qprec-sqrt

平方根計算の精度を上げます。

preprocess-only

出力をファイルに送るよう Fortran プリプロセッサーに指示します。

print-multi-lib

システム・ライブラリーの場所に関する情報を表示します。

print-sysroot

コンパイル時に使用するターゲットの sysroot ディレクトリーを出力します。

prof-data-order、Qprof-data-order

プロファイル情報が有効な場合、データの順序設定を有効/無効にします。

prof-dir、Qprof-dir

プロファイル情報出力ファイルのディレクトリーを指定します。

prof-file、Qprof-file

プロファイリング・サマリー・ファイルの代替ファイル名を指定します。

prof-func-groups

プロファイル情報が有効な場合、関数のグループ化を有効または無効にします。

prof-func-order、Qprof-func-order

プロファイル情報が有効な場合、関数の順序設定を有効/無効にします。

prof-gen、Qprof-gen

プロファイルに基づく最適化 (PGO) で使用できるインストルメント済みオブジェクト・ファイルを生成します。

prof-gen-sampling

デバッグ出力でデバッグ識別子を生成するようにコンパイラーに指示します。これは、より正確なサンプル・プロファイルの生成を支援します。

prof-hotness-threshold、Qprof-hotness-threshold

関数のグループ化と関数の順序設定のホット性しきい値を設定します。

profile-functions、Qprofile-functions

関数のエントリーポイントと終了ポイントにインストルメンテーション呼び出しを挿入します。

profile-loops、Qprofile-loops

関数のエントリーポイントと終了ポイント、およびインストルメント可能なループの前後にインストルメンテーション呼び出しを挿入します。

profile-loops-report、Qprofile-loops-report

特定のループの前後でインストルメンテーションが発生したときに収集されるデータの詳細レベルを制御します。

prof-src-dir、Qprof-src-dir

プロファイル・データ・レコードを検索する際、コンパイル対象のソースファイルのディレクトリー情報を使用するかどうかを指定します。

prof-src-root、Qprof-src-root

プロファイル・データを検索する際、相対ディレクトリー・パスを使用できます。ベースとなるディレクトリーを指定します。

prof-src-root-cwd、Qprof-src-root-cwd

プロファイル・データを検索する際、相対ディレクトリー・パスを使用できます。現在の作業ディレクトリーがベースとなります。

prof-use、Qprof-use

最適化でプロファイル情報を使用するようにします。

prof-use-sampling

簡単な説明

prof-value-profiling、Qprof-value-profiling

プロファイリングする値を制御します。

pthread

マルチスレッドをサポートするために、pthreads ライブラリーを使用するようにコンパイラーに指示します。

qcf-protection、Qcf-protection

脆弱性を悪用する特定の攻撃からプログラムを保護する Control-flow Enforcement Technology (CET) を有効にします。このオプションは、CET を試験的にサポートします。

Qcov-dir

codecov または tselect で使用できるプロファイル情報出力ファイルのディレクトリーを指定します。

Qcov-file

codecov または tselect で使用できるプロファイリング・サマリー・ファイルの代替ファイル名を指定します。

Qcov-gen

codecov または tselect で使用できるインストルメント済みオブジェクト・ファイルを生成します。

Qimsl

IMSL* Fortran Numerical Library (IMSL ライブラリー) にリンクするようにコンパイラーに指示します。

Qinline-dllimport

dllimport 関数をインライン展開するかどうかを指定します。

Qinstall

コンパイラーがインストールされた root ディレクトリーを指定します。

Qlocation

ツールのディレクトリーを指定します。

qoffload、Qoffload

オフロードのモードを指定します。または、オフロードの言語構造を無視するようにコンパイラーに指示します。このオプションは、インテル® Xeon Phi™ 製品をターゲットとする場合にのみ適用されます。

qoffload-arch、Qoffload-arch

コードのオフロードに使用するターゲット・アーキテクチャーを指定します。このオプションは、インテル® Xeon Phi™ 製品をターゲットとする場合にのみ適用されます。

qoffload-attribute-target、Qoffload-attribute-target

コンパイラーは、ソースファイル中のプロシージャーとデータ・オブジェクトにオフロード属性 target(mic) のフラグを付けます。このオプションは、インテル® Xeon Phi™ 製品をターゲットとする場合にのみ適用されます。

qoffload-option、Qoffload-option

指定したターゲットとツールで使用されるオプションを明示的に指定できます。このオプションは、インテル® Xeon Phi™ 製品をターゲットとする場合にのみ適用されます。

qopenmp、Qopenmp

並列化機能が OpenMP* ディレクティブに基づいてマルチスレッド・コードを生成できるようにします。

qopenmp-lib、Qopenmp-lib

リンクに使用する OpenMP* ランタイム・ライブラリーを指定します。

qopenmp-link

スタティックまたはダイナミック OpenMP* ランタイム・ライブラリーへのリンクを制御します。

qopenmp-offload、Qopenmp-offload

TARGET ディレクティブの OpenMP* オフロードコンパイルを有効/無効にします。このオプションは、インテル® Xeon Phi™ 製品をターゲットとする場合にのみ適用されます。

qopenmp-simd、Qopenmp-simd

OpenMP* の SIMD コンパイルを有効/無効にします。

qopenmp-stubs、Qopenmp-stubs

シーケンシャル・モードで OpenMP* プログラムのコンパイルを有効にします。

qopenmp-threadprivate、Qopenmp-threadprivate

OpenMP* threadprivate の実装を選択できます。

qopt-args-in-regs、Qopt-args-in-regs

スタックではなく、レジスターで引数を渡すことで、ルーチンへの呼び出しを最適化するかどうかを指定します。

qopt-assume-safe-padding、Qopt-assume-safe-padding

変数と動的に割り当てられたメモリーがオブジェクト境界を越えてパディングされているとコンパイラーが仮定するかどうかを制御します。

qopt-block-factor、Qopt-block-factor

ループ・ブロッキング係数を指定できます。

qopt-dynamic-align、Qopt-dynamic-align

動的にデータをアライメントする最適化を有効/無効にします。

Qoption

指定したツールにオプションを渡します。

qopt-jump-tables、Qopt-jump-tables

switch 文におけるジャンプテーブルの生成を有効/無効にします。

qopt-malloc-options

malloc() の代替アルゴリズムを指定できるようにします。

qopt-matmul、Qopt-matmul

コンパイラーで生成される行列乗算 (matmul) ライブラリー呼び出しを有効または無効にします。

qopt-mem-layout-trans、Qopt-mem-layout-trans

コンパイラーによって実行されるメモリーレイアウト変換のレベルを制御します。

qopt-multi-version-aggressive、Qopt-multi-version-aggressive

ポインター・エイリアシングとスカラー置換のチェックに強力なマルチバージョニングを使用するようにコンパイラーに指示します。

qopt-prefetch、Qopt-prefetch

プリフェッチ挿入による最適化を有効/無効にします。

qopt-prefetch-distance、Qopt-prefetch-distance

ループ内でコンパイラーが生成するプリフェッチに使用されるプリフェッチの距離を指定します。

qopt-prefetch-issue-excl-hint、Qopt-prefetch-issue-excl-hint

インテル® マイクロアーキテクチャー Broadwell (開発コード名) 以降で prefetchW 命令をサポートします。

qopt-ra-region-strategy、Qopt-ra-region-strategy

レジスター・アロケーターが各ルーチンを領域に分配する方法を選択します。

qopt-report、Qopt-report

最適化レポートを生成するようにコンパイラーに指示します。

qopt-report-annotate、Qopt-report-annotate

アノテーション付きソースリスト機能を有効にし、その形式を指定します。

qopt-report-annotate-position、Qopt-report-annotate-position

アノテーション付きソースリスト機能を有効にし、ループの最適化によりインライン展開が行われた場合に最適化メッセージを表示するアノテーション付きソースの位置を指定します。

qopt-report-embed、Qopt-report-embed

生成されるオブジェクト・ファイルやアセンブリー・ファイルにループ情報のアノテーションを含めるかどうかを指定します。

qopt-report-file、Qopt-report-file

最適化レポートの出力先 (ファイル、stderr、または stdout) を指定します。

qopt-report-filter、Qopt-report-filter

アプリケーションの指定した部分を検索し、その部分に対する最適化レポートを生成するように指定します。

qopt-report-format、Qopt-report-format

最適化レポートの形式を指定します。

qopt-report-help、Qopt-report-help

レポート生成で利用可能な最適化フェーズと各レベルで出力される情報の簡単な説明を表示します。

qopt-report-names、Qopt-report-names

最適化レポートでマングル名と非マングル名のどちらを使用するかを指定します。

qopt-report-per-object、Qopt-report-per-object

オブジェクトごとに個別の最適化レポートを生成します。

qopt-report-phase、Qopt-report-phase

最適化レポートを生成する 1 つ以上の最適化フェーズを指定します。

qopt-report-routine、Qopt-report-routine

指定された文字列がルーチン名に含まれる、各ルーチンの最適化レポートを生成するようにコンパイラーに指示します。

qopt-streaming-stores、Qopt-streaming-stores

最適化のためのストリーミング・ストアの生成を有効にします。

qopt-subscript-in-range、Qopt-subscript-in-range

ループ内で "大きな" 整数が使用または計算されていないと仮定するかどうかを指定します。

qopt-threads-per-core、Qopt-threads-per-core

アプリケーションで使用するコアあたりのスレッド数をコンパイラーに知らせます。このオプションは、インテル® Xeon Phi™ 製品をターゲットとする場合にのみ適用されます。

qopt-zmm-usage、Qopt-zmm-usage

zmm レジスターの使用レベルを定義します。

qoverride-limits、Qoverride-limits

大規模で複雑なコンパイル単位の過度のメモリー使用やコンパイル時間を防ぐため、特定の内部コンパイラー制限をオーバーライドします。

Qpar-adjust-stack

ファイバーベースのメインスレッドのスタックサイズを調整するコードを生成するようにコンパイラーに指示します。

Qpatchable-addresses

静的に割り当てられたアドレスへの参照がパッチできるようにコードを生成するようにコンパイラーに指示します。

Qsfalign

関数のスタック・アライメントを指定します。

Quse-msasm-symbols

シンボル名を生成する際、ドル記号 ( $ ) を使用するようにコンパイラーに指示します。

Qvc

Microsoft* Visual C++* または Microsoft* Visual Studio* との互換性を有効にします。

rcd、Qrcd

浮動小数点から整数への高速変換を有効にします。

real-size

実数と複素数の宣言、定数、関数、および組込み関数のデフォルトの KIND を指定します。

recursive

再帰的な実行が行われる可能性を念頭に置いて、すべてのルーチンをコンパイルするようにコンパイラーに指示します。

reentrancy

マルチスレッド・アプリケーションをサポートする再入力可能コードを生成するようにコンパイラーに指示します。

safe-cray-ptr、Qsafe-cray-ptr

CRAY* ポインターが他の変数とエイリアスしないようにコンパイラーに指示します。

save、Qsave

変数をスタティック・メモリーに格納します。

save-temps、Qsave-temps

コンパイル時に作成される中間ファイルを保存するようにコンパイラーに指示します。

scalar-rep、Qscalar-rep

ループ変換中にコンパイラーによって実行されるスカラー置換の最適化を有効/無効にします。

S

アセンブリー・ファイルへのコンパイルのみ行い、リンクを行わないようにコンパイラーに指示します。

shared-intel

インテルが提供するライブラリーをすべて動的にリンクします。

shared-libgcc

GNU* の libgcc ライブラリーを動的にリンクします。

shared

実行ファイルの代わりに、動的共有オブジェクトを生成するようにコンパイラーに指示します。

show

list オプションが指定された場合に生成されるリストの内容を制御します。

simd、Qsimd

コンパイラーによる SIMD ディレクティブの解釈を有効/無効にします。

sox

実行ファイルにコンパイルオプションとバージョン情報を保存するようにコンパイラーに指示します。また、特定のルーチンのリストを含めるかどうかを選択できます。

standard-realloc-lhs

代入文の解釈に現在の Fortran 標準規則を使用するか、Fortran 2003 標準規則を使用するかを指定します。

standard-semantics

コンパイラーの現在の Fortran 標準動作を完全に実装するかどうかを指定します。

stand

非標準の言語要素を発見したときにメッセージを発行するようにコンパイラーに指示します。

static-intel

インテルが提供するライブラリーをすべて静的にリンクします。

static-libgcc

GNU* の libgcc ライブラリーを静的にリンクします。

staticlib

libtool コマンドを起動してスタティック・ライブラリーを作成します。

static-libstdc++

GNU* の libstdc++ ライブラリーを静的にリンクします。

static

共有ライブラリーとリンクしないようにします。

syntax-only

構文が正しいかどうかのチェックのみを行うようにコンパイラーに指示します。

sysroot

ヘッダーとライブラリーがある root ディレクトリーを指定します。

tcollect、Qtcollect

インテル® Trace Collector API を呼び出すインストルメント・プローブを挿入します。

tcollect-filter、Qtcollect-filter

指定された関数のインストルメンテーションを有効/無効にします。

Tf

ファイルを Fortran ソースファイルとしてコンパイルします。

threads

マルチスレッドのランタイム・ライブラリーにある未解決の参照を検索するようリンカーに指示します。

traceback

ランタイム時に致命的なエラーが発生したとき、ソースファイルのトレースバック情報を表示できるように、オブジェクト・ファイル内に補足情報を生成するようにコンパイラーに指示します。

T

ファイルからリンクコマンドを読み取るようにリンカーに指示します。

u (Windows*)

定義されたすべてのプリプロセッサー値の定義を解除します。

undef

すべての事前定義シンボルを無効にします。

unroll、Qunroll

ループアンロール回数の上限を設定します。

unroll-aggressive、Qunroll-aggressive

特定のループに、より強力なアンロールを使用するかどうかを指定します。

use-asm、Quse-asm

アセンブラーからオブジェクト・ファイルを生成するようにコンパイラーに指示します。これは古いオプション (非推奨) です。後継オプションはありません。

U

指定されたシンボルの現在有効な定義を解除します。

vec、Qvec

ベクトル化を有効/無効にします。

vecabi、Qvecabi

ベクトル関数の作成および呼び出し時に、コンパイラーが使用するアプリケーション・バイナリー・インターフェイス (ABI) を指定します。

vec-guard-write、Qvec-guard-write

ベクトル化されたループの条件チェックを実行するようにコンパイラーに指示します。

vec-threshold、Qvec-threshold

ループのベクトル化のしきい値を設定します。

vms

ランタイムシステムで、OpenVMS* Alpha システムおよび VAX* システム (VAX FORTRAN*) 上の HP* Fortran のような動作を行います。

v

ドライバー・ツール・コマンドを表示して実行するように指定します。

Wa

オプションをアセンブラーに渡します。

warn

コンパイラーによって発行される診断メッセージを指定します。

watch

コンソール出力ウィンドウに特定の情報を表示するようにコンパイラーに指示します。

WB

コンパイル時の境界チェックで警告を表示します。

what

詳細なバージョン文字列を表示するようにコンパイラーに指示します。

winapp

グラフィックまたは Fortran ウィンドウ・アプリケーションを、最もよく使用されるライブラリーとリンクして作成するようにコンパイラーに指示します。

Winline

インラインとして指定された関数がインライン展開されない場合に警告を発行します。

Wl

リンカーにオプションを渡します。

Wp

プリプロセッサーにオプションを渡します。

wrap-margin

Fortran のリスト指定出力で右端の折り返しを無効にします。

x、Qx

生成する命令セットと最適化を含む、ターゲット・プロセッサー機能をコンパイラーに指示します。

xHost、QxHost

コンパイルを行うホスト・プロセッサーで利用可能な最上位の命令セット向けのコードを生成するようにコンパイラーに指示します。

Xlinker

リンカーオプションを直接リンカーに渡します。

X

インクルード・ファイルの検索パスから標準ディレクトリーを除外します。

zero、Qzero

INTEGER、REAL、COMPLEX、または LOGICAL 組込み型の初期化されていない変数を 0 に初期化します。これは古いオプション (非推奨) です。後継オプションは /Qinit:[no]zero または -init=[no]zero です。

Zi、Z7

オブジェクト (.obj) ファイルまたはプロジェクト・データベース (PDB) ファイルにすべてのデバッグ情報を生成するようにコンパイラーに指示します。

Zo

最適化されたコードの拡張デバッグ情報の生成を有効/無効にします。